別名:発端となる出来事、カタリスト
主人公の日常を壊し、本筋の物語を始めさせる出来事です。早く、具体的に、無視できない形で起こります。
インサイティング・インシデントは、主人公が代償なく先延ばしできない問題を作ります。削っても筋が変わらないなら雰囲気です。手紙、遺体の発見、罠のある仕事の依頼など、即時の選択を迫る具体的な出来事にします。
中盤が本当の問題を複雑にできるよう早めに置きます。「十ページ目」は遅れを見抜くための目安です。魅力だけを紹介する長い冒頭は真の開始を埋め、読者は停滞を感じます。
開始が遅いという指摘なら、弱い冒頭の台詞を磨かないことです。保存ポイントに名前を付け、本当の問題が出るまで削るか圧縮します。ログラインが今もその出来事から生じる欲求を示しているか確認します。
うまくいくことはまれです。観客は断絶を体験したいので、画面外なら直後に否定できない結果を見せます。
いいえ。出来事は問題を始め、最初のアクトブレイクは以前の生活へ戻れない道に主人公を踏み込ませます。
導入は豊かでも、本当の問題には早い具体的な引き金が必要です。欲求を強いない雰囲気はムード映像にとどまります。
無視したら何を失うかを問います。軽い不便だけなら、何もしないことが重い選択になるまで代償を上げます。