業界標準のPDF書式
どちらも、提出にそのまま使える業界標準の書式のページを出力できます。
- Inkwell
- 本格対応
- Final Draft
- 本格対応
業界標準のソフトと、脚本執筆のIDEを比較。
Final Draftは数十年にわたり、プロの脚本執筆の標準であり続けてきました。それには理由があります。書式は業界全体で信頼され、制作向けのツールも充実しています。Inkwellの出発点は異なります。タイプライターをデジタル化するのではなく、脚本をバージョン管理とエージェント型AIを備えた構造化データとして扱います。
Final Draftが最も得意なこと
IDEのしくみが仕事をどう変えるか
バージョン管理、構造化された変更、確認できるAI
リビジョンカラー、ロックされたページ、メモ。制作現場が求めるのと同じ言葉で、バージョン履歴とつながっています。
FDXを読み込めば、シーン構成、登場人物、セリフがそのまま引き継がれます。書き始める前に延々と書式を整え直す必要はありません。
各ツールの現在の対応状況を並べて比較します。Inkwellの一部の機能は開発中です。最新の状況はロードマップをご覧ください。
どちらも、提出にそのまま使える業界標準の書式のページを出力できます。
InkwellはFDXの往復変換に対応しているので、どちらの方向にも脚本を移せます。
InkwellはFountainネイティブです。Final Draftは.fountainファイルをネイティブに開いたり保存したりできず、プレーンテキストを介した回避策しかありません。
どちらもロックされた制作用の脚本に対応しています。InkwellはPro以上で、WGAリビジョンカラー、固定されたページ割り、Aページ、ブレイクダウン、納品用の書き出しを、構造化された保存ポイントの履歴とつなげます。
Final Draft Cloudでブラウザから書くにはSuiteのサブスクリプションが必要で、フル機能のエディターはデスクトップ版のFinal Draft 13のままです。Inkwellはブラウザネイティブです。ルームはどこからでも同じ構造化された下書きを開けます。デスクトップアプリとAppleアプリは、このしくみを分けるのではなく広げるものです。
Final Draft 13はリアルタイム共同作業に対応しています(デスクトップ版、セッション単位で、書き手全員がFinal Draft 13を使う必要があります)。Inkwellは共有の保存ポイントの上に共同作業を構築しています。
InkwellのFreeプランには、フル機能のPlotエディターと、AIスキルのパスの月間利用枠が含まれます。Final Draftは、有料のデスクトップ版ライセンスかSuiteのサブスクリプションです。
| 機能 | Inkwell | Final Draft |
|---|---|---|
| 業界標準のPDF書式どちらも、提出にそのまま使える業界標準の書式のページを出力できます。 | 本格対応 | 本格対応 |
| FDXの読み込み・書き出しInkwellはFDXの往復変換に対応しているので、どちらの方向にも脚本を移せます。 | 本格対応 | 本格対応 |
| Fountain(プレーンテキスト)ネイティブInkwellはFountainネイティブです。Final Draftは.fountainファイルをネイティブに開いたり保存したりできず、プレーンテキストを介した回避策しかありません。 | 本格対応 | 一部・限定的 |
| 制作ワークフロー(ロックされた脚本、リビジョンカラー、Aページ)どちらもロックされた制作用の脚本に対応しています。InkwellはPro以上で、WGAリビジョンカラー、固定されたページ割り、Aページ、ブレイクダウン、納品用の書き出しを、構造化された保存ポイントの履歴とつなげます。 | 本格対応 | 本格対応 |
| 下書きラインによるバージョン管理 | 本格対応 | 非対応 |
| 名前付きの保存ポイント(変更されないスナップショット) | 本格対応 | 非対応 |
| 意味的な変更追跡(シーン・セリフ単位の差分) | 本格対応 | 非対応 |
| エージェント型AIスキルのパス | 本格対応 | 非対応 |
| インラインAI編集(Cmd+K)とコマンドパレット | 本格対応 | 非対応 |
| ウェブベース・クロスプラットフォームFinal Draft Cloudでブラウザから書くにはSuiteのサブスクリプションが必要で、フル機能のエディターはデスクトップ版のFinal Draft 13のままです。Inkwellはブラウザネイティブです。ルームはどこからでも同じ構造化された下書きを開けます。デスクトップアプリとAppleアプリは、このしくみを分けるのではなく広げるものです。 | 本格対応 | 一部・限定的 |
| リアルタイム共同作業Final Draft 13はリアルタイム共同作業に対応しています(デスクトップ版、セッション単位で、書き手全員がFinal Draft 13を使う必要があります)。Inkwellは共有の保存ポイントの上に共同作業を構築しています。 | 本格対応 | 本格対応 |
| 無料プランInkwellのFreeプランには、フル機能のPlotエディターと、AIスキルのパスの月間利用枠が含まれます。Final Draftは、有料のデスクトップ版ライセンスかSuiteのサブスクリプションです。 | 本格対応 | 非対応 |
機能と料金の詳細には、確認に使用した各社公式ページへのリンクを掲載しています。
必要なのが、どの制作現場もすでに信頼している形式だけなら、Final Draftは今も手堅い選択です。その出力に加えて、バージョン管理、意味的な変更追跡、下書きを直接編集するAIも求めるなら、Inkwellが向いています。業界標準のPDFはそのままに、書き直しを重ねる実際の執筆の進め方に合わせて作られています。