別名:アバン、アバンタイトル
タイトルの前に置く導入部です。テレビのパイロット版や各話でよく使われ、エピソードの正式な幕構成が始まる前に観客を引き込みます。
コールドオープンは、問いを投げかけるか、観客を危機のただ中に放り込むか、タイトルカードがひと息に感じられるほど強くトーンを打ち立てるべきです。具体的な出来事のないままシリーズの前提を言い直すだけなら、たいていはティーザーの名札を付けたプロローグにすぎず、読み手は第1幕が始まる前に停滞を感じます。
テレビでは、ゆっくりした第1幕を誰かが大目に見てくれる前に、コールドオープンで評価されることがよくあります。出来事は具体的にしましょう。1つの選択、1つの脅威、すでに回り始めている笑いの仕掛けなどです。「いつもの一日、のはずが……」というありきたりの前置きは、観客が番組を見続けるかどうかを決めるまでの、唯一の数分を無駄にします。
脚本のページでは、コールドオープンは ACT ONE の前に置く最初のシーンにすぎず、独立した宣伝物ではありません。タイトルやオープニング映像は、ポストプロダクションと制作が扱うものです。本当の賭け金のあるドラマとしてつかみを書き、シリーズの約束が伝わったら、あとは幕構成に任せましょう。
プロローグやティーザーとして使うことはありますが、この用語はもともとテレビのものです。長編では、ページ上に独立したティーザーの表記を置かず、物語の最初のシーンから始めることのほうが多いです。
いいえ。提出する脚本では、タイトルページが常に最初です。脚本の本文では、コールドオープンは ACT ONE の前に置く最初のシーンにすぎません。つかみはドラマとして書きましょう。
多くは数ページで、番組の形式と幕の設計に合わせて形づくります。1幕分まるごとの準備が必要なら、本当のティーザーではなく、変装した第1幕なのかもしれません。
いいえ。ハウススタイルとして、タイトルから始める番組や、そのまま第1幕に入る番組もあります。つかみが好奇心に見合うときにコールドオープンを使い、空っぽの儀式になるなら省きましょう。