D&Dキャンペーンのアイデアとセッション準備
プレイヤーが関わりたくなる世界を。
異なる望みを持つ人々、追う価値のある手がかり、プレイヤーが自分の問題にできる出来事。そんな要素を備えたオリジナルのD&Dキャンペーン案を12本用意しました。物語のきっかけを選び、結末は開いたままにしましょう。
- 12本のオリジナル案
- 編集できるセッション準備
- アカウント不要
次の冒険は、一つの選択から
ドラゴンが騒音の苦情を出しました。
祭りの責任者
冬の橋を直すため、入場券の売上が必要。
隣に住むドラゴン
子どもたちを育てる、静かな巣が必要。
01 / きっかけを探す
次のセッションを形に。
雰囲気や場所で探せます。気になる案が見つかったら準備シートに取り込み、グループに合わせて自由に変えてください。
12件のアイデア
明日の日の出を借りた町
丘の町は収穫を終えるため、夜明けを一回余分に買った。それ以来、日が昇るたびに、明日から何かが消えていく。
導入の場面
朝市で、すべての時計が止まる。少女が、明日焼かれるはずのパンを届ける。中にはパーティー自身が書いたメモ。「更新には署名するな」。
二人の人物、二つの望み。
果樹園の管理人マーラ
取り残した果実で町が冬を越せるよう、もう一度だけ契約を更新したい。
夜明けの取り立て人オーレン
失われる時間が自分の家族に及ぶ前に、約束された未来の一時間を回収したい。
パーティーにできること…
- 今すぐ契約を破棄し、収穫を救う別の方法を探す。
- 代償を払う全員を交渉の場に集め、誰が一時間を差し出すか話し合う。
自分たちの冒険に
セッション準備シート
名前を変え、プレイヤーキャラクターとのつながりを作り、予想外の展開の余地を残しましょう。別の案を閲覧しても、このメモは変わりません。
上の案から始めるか、自分で考えた状況をここに書きましょう。
明日の日の出を借りた町
このブラウザーの保存済み準備シートを確認中…
一つのブラウザーに保存できるシートは一つです。別の端末に持ち出すには、コピーをダウンロードしてください。
紙や使い慣れたメモアプリで準備したい場合は、編集機能を使わずに白紙のMarkdownワークシートを利用できます。
白紙のワークシートをダウンロード(.md)02 / きっかけを遊べる状況に
状況を準備し、物語は一緒に見つける。
パーティーが関わる理由を作る
始める前に、各プレイヤーに一つだけつながりを尋ねましょう。恩のある相手、守りたい場所、答えを知りたい疑問などです。その答えを導入案に結びつけます。同意を前提とする予言より、関わりたくなる誘いのほうが機能します。
役立つ情報を手の届くところに置く
パーティーに必要な事実には、証人、物的な痕跡、記録など、複数の入手方法を用意します。よい質問には何かがわかるように答えましょう。判定に失敗したら、情報を隠す代わりに、代償、タイミング、誰に気づかれるかを変えられます。
選択に世界が応えるようにする
それぞれの人物が望むことと、誰も介入しなければ次に起きることを書き留めます。パーティーが動いたら、その計画も更新しましょう。結果は彼らの決断から生まれるものです。予定していた場面に引き戻すためのものではありません。
結末を書く前に手を止める
いくつかの場所と、その晩を締めくくれそうな変化を一つ準備します。セッション後は、未解決の関係や結果を次の誘いにつなげましょう。どの気がかりを追いたいか、グループに尋ねてください。
03 / アイデア集
大きな物語へ続く、12の入り口。
どの案も、一回のセッションの軸にも、長いキャンペーンの始まりにもなります。ここにあるのは物語の状況です。遭遇、ルール、難易度はグループに合わせて選んでください。以下の全文はJavaScriptを無効にしていても読めます。
驚きと不思議都市明日の日の出を借りた町
丘の町は収穫を終えるため、夜明けを一回余分に買った。それ以来、日が昇るたびに、明日から何かが消えていく。
この場面から始める
朝市で、すべての時計が止まる。少女が、明日焼かれるはずのパンを届ける。中にはパーティー自身が書いたメモ。「更新には署名するな」。
ぶつかり合う望み
- 果樹園の管理人マーラ
- 取り残した果実で町が冬を越せるよう、もう一度だけ契約を更新したい。
- 夜明けの取り立て人オーレン
- 失われる時間が自分の家族に及ぶ前に、約束された未来の一時間を回収したい。
残しておきたい選択肢
- 今すぐ契約を破棄し、収穫を救う別の方法を探す。
- 代償を払う全員を交渉の場に集め、誰が一時間を差し出すか話し合う。
配置する手がかり
- 契約書が求めるのは、命の一時間ではなく、自ら望んで働く一時間だ。
- 借りた光の中で摘んだ果実には、すでに芽を出した種が入っている。
- パン屋の帳簿には、同じ配達が三つの異なる日付で記されている。
誰も動かなければ
次の鐘が鳴ると、閉め切った部屋の中に明日の雨が降り始める。時間制限を設けるなら、この漏れ出す雨に対して設けよう。取り立て人の望む答えをプレイヤーに選ばせるためではない。
今夜の範囲を絞る
一晩で扱う場所は市場、果樹園、時計塔。次の日の出の問題を解決し、暦全体の問題は後に回す。
次回につながる糸口
隣の谷の誰かが、町から消えた時間を買っていた。最初に届くのは、一度も訪れなかった季節だ。
この案で準備する驚きと不思議海岸眠る鯨の中の図書館
巨大な眠る生き物の背に乗った図書館が、潮に運ばれて帰ってくる。今年は本が、かつての読者のことを声に出して思い出している。
この場面から始める
誰も開いていない本から、聞き覚えのある声が呼びかける。桟橋では若い司書が、生き物が目覚める前に一冊の本を返してほしいとパーティーに頼む。
ぶつかり合う望み
- 見習い司書ヴェン
- 盗まれた航海の本を返したいが、持ち出したのが自分のきょうだいだとは明かしたくない。
- ソラ船長
- 本の生きた地図を使い、安全な海流の先で行方不明になった漁船の乗組員を見つけたい。
残しておきたい選択肢
- 地図を回収し、代わりに案内役を貸してもらえるよう図書館と交渉する。
- 今すぐ船長に同行し、生き物が実際に信頼できる返却の約束を取りつける。
配置する手がかり
- 生き物が目を覚ますのは、誰かが音を立てたときではなく、本同士の内容が食い違ったときだ。
- 地図では、行方不明の乗組員が海流に逆らって移動している。
- 返却印は日付だけでなく約束にも押せる。古い司書の日記にその方法がある。
誰も動かなければ
図書館が自分の部屋を棚にしまい始める。通路が変わるたび、有用な手がかりと楽な出口が離れていく。ただし、桟橋に戻る道は失われない。
今夜の範囲を絞る
一回で扱うのは桟橋、図書館の三つの部屋、生きた地図。海全体を地図にするのではなく、救出経路を選ぶ。
次回につながる糸口
救出した船乗りたちは、すべての版から消された島を覚えている。一冊の本に、その島の貸出票がまだ挟まっている。
この案で準備する驚きと不思議原野約束の日に歩いてきた森
古い森が、村の創設者と交わした約束を果たしてもらうため、村まで歩いてくる。約束をした人物は、二百年前に亡くなっている。
この場面から始める
木の根が議会堂の扉を礼儀正しくノックする。その後ろでは、昨日パーティーが通った道が、椅子を並べた空き地へとつながっている。
ぶつかり合う望み
- 村の記録係イーヴォ
- 村の創設物語を守りたい。一族の権威は、その英雄的な語りに支えられている。
- トネリコの聞き手
- 森で最も古い木が休めるよう、創設者の言い終えなかった謝罪を聞きたい。
残しておきたい選択肢
- 村が忘れたい部分も含め、謝罪の言葉を人前で再構成する。
- 新たな償いの行動を申し出て、元の被害に応えるものかどうかを森に判断してもらう。
配置する手がかり
- 最古の地図では、村の果樹園はかつての森の境界の内側にある。
- 公式の歴史が勝利と記す出来事を、見習いの手記は救出として記している。
- 用意された椅子には、互いに意見の合わない人々の席もある。
誰も動かなければ
木々が、人の住む家を空き地へと運び始める。今のところ住民は無事だが、時間がたつほど元に戻すのが難しくなる。
今夜の範囲を絞る
一回で扱うのは議会の記録室、動く果樹園、空き地。各発見には、複数の証人やたどり着き方を用意する。
次回につながる糸口
償いを通じて、最初の約束の下にある二つ目の約束が明らかになる。今は口も利かなくなった二つの集落をつなぐ道を、再び開かなければならない。
この案で準備する駆け引き都市偽の相続人は真実を語る
巧みな偽者が相続人の名乗りを上げる。ところが、その人物が示した証拠は、本物の相続人こそ先に財産を奪っていたと告げている。
この場面から始める
遺言の公開朗読中、二人の相続権主張者が、同じ証人を守るためにパーティーを雇おうとする。証人は二人から逃げるため、すでに厨房の使用人に紛れ込んでいる。
ぶつかり合う望み
- 偽者と認めているエッダ
- 屋敷の購入に賃金を使われた労働者たちの住まいへと、屋敷を変えたい。
- フェン卿
- 借金で自分を含む住人全員が住まいを失う前に、屋敷の支払い能力を保ちたい。
残しておきたい選択肢
- 労働者の権利を証明し、屋敷が実際に負う借金をどう支払うか交渉する。
- 両者が伏せた事実を明らかにし、証人が第三の和解案を出すのを助ける。
配置する手がかり
- 遺言の封印は本物だが、後ろのページが差し替えられている。
- 消えた賃金も借金の返済金も、同じ金貸しに渡っている。
- 厨房にいる証人は、原本が消える前に、遺言を小麦粉の注文書に書き写していた。
誰も動かなければ
金貸しが競売の通知を持って現れる。各主張者は、別の誰かを黙らせる近道をパーティーに持ちかける。
今夜の範囲を絞る
一晩を一つの屋敷で遊ぶ。朗読の間、厨房、鍵のかかった会計室が舞台となる。山場は必須の決闘ではなく、パーティーが働きかけられる和解だ。
次回につながる糸口
金貸しは街じゅうで同様の争いを抱える権利を所有している。一つの屋敷の解決が、ほかの件について口を開く人を変える。
この案で準備する駆け引き地下違う通行料を求めるトンネル
山を抜ける唯一の道は、硬貨の代わりに秘密を受け取る。ある商人が、他人の秘密で支払う方法を見つけてしまった。
この場面から始める
門で、見知らぬ人が、あるキャラクターが信頼する友人にしか話していないことを自信たっぷりに繰り返す。パーティーの後ろでは、隊商全体が通行を拒まれている。
ぶつかり合う望み
- 代官ナール
- 食料の値上がりで山の両側の集落が立ち行かなくなる前に、道の通行を維持したい。
- 通行料の通訳テス
- 次に自分の秘密をさらされることなく、盗まれた秘密の取引を終わらせたい。
残しておきたい選択肢
- 盗まれた支払いをたどり、人々が同意して払える通行料を門に提案する。
- 門を迂回する政治的な代償を引き受け、廃道を通って隊商を案内する。
配置する手がかり
- 最も古い通行料の印が描いているのは、告白ではなく口頭の約束だ。
- 別々の支払人の名前がある複数の領収書に、同じ筆跡が繰り返されている。
- 廃道が閉じられた理由は崩落ではなく、取り決めだった。
誰も動かなければ
門が、盗まれた秘密を別の旅人に返し始める。食料を運ぶ隊商が外で待たされる間にも、秘密が明かされるたび、新しい争いが起こる。
今夜の範囲を絞る
一回で扱うのは通行料の広間、通訳の部屋、古い道。キャラクターの秘密を作る前に、個人的な題材をどこまで扱ってよいかプレイヤーに確認する。
次回につながる糸口
古い道の再開により、ある条約が効力を取り戻す。その署名者たちは今、山を挟んだ別々の側を治めている。
この案で準備する駆け引き海岸去ることを選ぶ島
浮かぶ島は、一世代に一度、次に寄る港を選べる。今年は結果を決める一票が消え、島は流され始めている。
この場面から始める
開票の儀式の最中、港の鎖が切れる。なくなった投票用紙がパーティーの船へ流れ着く。まだ湿った親指の印以外は、白紙だ。
ぶつかり合う望み
- 議長ヤーラ
- 島の淡水の蓄えが尽きる前に、豊かな北の港へ着きたい。
- 船大工ペル
- 船を持たない家族でも暮らしを立てられる、南の漁場の近くにとどまりたい。
残しておきたい選択肢
- 消された一票を復元し、元の選択が今も島のためになるか確かめる。
- 実現できる水の確保計画を用意し、最初の投票から除かれた住民にも発言権のある再投票を行う。
配置する手がかり
- 親指の印は、不在とされたものの、一度も島を離れていない住民のものだ。
- 両方の港から送られた海図に、同じ淡水の湧き水が載っていない。
- 結果が発表される前から、島は開票の鐘に従って動く。
誰も動かなければ
海流が島を、領有権の争われる水路へ運んでいく。行方不明とされた投票者が話を聞いてほしいと求める一方で、両派は早く鐘を鳴らそうとする。
今夜の範囲を絞る
一回で扱うのは議会の甲板、給水施設、短い船旅。決めるのは次の安全な港であって、将来の同盟すべてではない。
次回につながる糸口
隠された泉は、別の浮島にある。住民は一人もおらず、議会の鐘がひとりでに鳴っている。
この案で準備する不気味海岸陸だけを照らす灯台
灯台が船ではなく家々を照らし始める。光の当たった窓には、誰かが永遠に去った後の部屋が、そのまま映っている。
この場面から始める
光が、パーティーの泊まる宿に留まる。その光の中では、今は人が座っている椅子が空になり、そばに荷造り済みのかばんが置かれている。
ぶつかり合う望み
- 灯台守ハル
- 行方不明の伴侶の行き先がわかるまで、光をともし続けたい。
- 渡し船の船頭リン
- おびえた住民たちが危険な夜の航海で海岸を離れる前に、灯を消したい。
残しておきたい選択肢
- 光が照らす順序をたどり、灯台が止めようとしている出発を突き止める。
- 光を海に向け直し、灯台が示さなくなった行き先を調べる。
配置する手がかり
- 未来の部屋では物の位置が変わっているが、暴力の跡はない。
- 灯台守の伴侶は、失踪したとされる日より後に渡し船の台帳へ署名している。
- 塔の下にある二枚目のレンズは、今の海図にない港へ向けられている。
誰も動かなければ
光が一度に何軒もの家を照らし始める。船頭が天気を確認するより早く、渡し船が人で埋まっていく。
今夜の範囲を絞る
一晩で扱うのは宿、渡し船、灯台。失踪や家族との別れを個人的な題材として使う前に、グループで扱ってよい範囲を確かめる。
次回につながる糸口
行方不明の伴侶は、町が思い出そうとしない場所から、自ら去ることを選んだ人々を船で運んでいた。
この案で準備する不気味都市すべての家に消えた階がある
住民が目覚めると、自宅に存在したことのない部屋の鍵を持っている。建築職人たちは、その余分な階を昨日撤去したと言い張る。
この場面から始める
二階と三階の間の階段に、パーティー宛ての荷物が届く。配達人は、なぜみんな踊り場がないふりをするのかと尋ねる。
ぶつかり合う望み
- 建築家ベーラ
- 街がそこを造った理由を思い出す前に、危険な共用の部屋を取り除きたい。
- 管理人ジョス
- 扉が消える前に、消えた階でまだ暮らしている人々のもとへたどり着きたい。
残しておきたい選択肢
- 共用空間に何があったのか調べながら、部屋の住人たちを避難させる。
- 入り口を一つ安定させ、影響を受ける住民たちに、何を封じるべきか決めてもらう。
配置する手がかり
- 新しい鍵はどれも、別々の家から同じ戸棚を開ける。
- 家賃の領収書には、市の記録が架空とする住民の名前がある。
- 職人の設計図には、建築家の解体指示にない出口が描かれている。
誰も動かなければ
扉が取り除かれる順に、消えた住民の記憶が薄れていく。書いたメモは読めるままなので、パーティーは証拠を残せる。
今夜の範囲を絞る
一回で扱うのは二軒の家と共用の部屋。発見は見える形で記録し、謎が試すものをプレイヤーの記憶力ではなく選択にする。
次回につながる糸口
残った階には未完成の通りがある。そこの住民は、地上の街のほうが消えたのだと覚えている。
この案で準備する不気味地下鉱夫たちが聞く、明日の口論
鉱山では、会話が起きる一日前にこだまする。最新のこだまは崩落を語り、まだ到着していない誰かを責めている。
この場面から始める
封鎖された坑道を調べていると、パーティーは聞き覚えのない名前について口論する自分たちの声を聞く。硬い岩の向こうから、ノックが響く。
ぶつかり合う望み
- 現場監督ダヴィ
- 町が唯一の収入源を失っても、予告された崩落の前に鉱山を閉じたい。
- 測量士セン
- こだまが自分を災害に関わる人物として示していると知りつつ、鉱山を安全にできるかもしれない空洞へ到達したい。
残しておきたい選択肢
- 今すぐ避難し、作業員が地下にいない状態で測量士の主張を確かめる。
- こだまを運命として扱わず、警告として使い、探索の条件を変える。
配置する手がかり
- こだまには、今朝壊れた道具の音が含まれている。
- 通気用のチョークの印が、公式の行き止まりの先まで続いている。
- 予告された口論は、実際に何が崩れたのかを誰かが言う前に途切れる。
誰も動かなければ
こだまが届く時刻が早まり、重なり始める。おびえた作業員が、開けておくはずの通路を封じてしまう。
今夜の範囲を絞る
一回で扱うのは鉱山事務所、通気路、こだまの空洞。役立つ情報は複数の手がかりで示し、一度の知覚判定に謎全体を委ねない。
次回につながる糸口
空洞は、まだ建設されていない都市の会話を繰り返す。誰かがすでに、その建物の権利証を売っている。
この案で準備するコミカル原野ドラゴンが騒音の苦情を出した
山の住人が、村の祭りの中止を求めている。苦情には正当な理由と念入りな記録があり、ひどく疲れたドラゴンの署名がある。
この場面から始める
パーティーはクリップボードと臨時調停員の徽章を渡される。尾根から、とてつもなく大きな声が尋ねる。「添付資料の七番を読んだ者はいるか」。
ぶつかり合う望み
- 祭りの責任者ニーマ
- 祭りの収入で冬の橋の修理費を賄うため、祭りを続けたい。
- 尾根のセーブル
- 大砲のリハーサルで子育ての洞窟を揺らされずに、午後の間だけでも眠りたい。
残しておきたい選択肢
- 静かな出し物を中心に祭りを組み直し、来場者の関心を保つよう責任者を助ける。
- 安全な仮会場を探し、移転費と橋の費用を誰が出すか交渉する。
配置する手がかり
- 一番うるさい大砲は、何年も前に閉まった店の宣伝をしている。
- ドラゴンはこれまでの祭りに毎回、ずっと小さな姿で参加していた。
- 古い採石場ならよく音を遮れるが、仲たがいした二つの一族が共同で所有している。
誰も動かなければ
自称英雄が、剣で苦情を解決しようと現れる。その一方で、疲れ切ったドラゴンの子が祭りの太鼓を見つけてしまう。
今夜の範囲を絞る
一回で扱うのは祭り、尾根、採石場。実用的な計画は成功させよう。面白さは必要の衝突にあり、どんな解決策も失敗させることにはない。
次回につながる糸口
調停が見事に成功したため、扱いに困る隣人たちが次々と、パーティーに争いの解決を頼み始める。
この案で準備するコミカル都市悪役の代役は今夜休みたい
芝居がかった悪役が、人前で予定どおり敗北する役目を一晩代わってほしいとパーティーを雇う。宿敵の英雄は、今度こそ本当の緊急事態だと思っている。
この場面から始める
落ち着かない舞台監督が、マント、煙を出す壺、三通りの結末が書き込まれた台本を差し出す。外では、英雄がもう演説を始めている。
ぶつかり合う望み
- 代役のピップ
- 劇団の収入を支える仕事を失わずに、病気の友人を見舞いたい。
- レーダ隊長
- 自分の勝利を信じる近所の子どもたちに恥をかかせず、戦いが芝居だったと明らかにしたい。
残しておきたい選択肢
- 対決を、芝居だと明かしたうえで人々が応援したくなる公演に変える。
- 何を公表するか決める前に、偽の緊急事態で誰が利益を得ているか調べる。
配置する手がかり
- 芝居の戦いが終わるたび、緊急修繕基金から同じ請求書への支払いが行われている。
- 人質役は一番面白いセリフを書いた本人で、作者として名前を載せてほしがっている。
- 小道具が一つ、劇団の誰も注文していない本物の装置にすり替えられている。
誰も動かなければ
両陣営が台本をめぐって言い争う間に、本物の装置が動き始める。誰が正しいか決める前に、観客を守らなければならない。
今夜の範囲を絞る
一晩で扱うのは稽古場、広場、会計の小屋。真剣な選択が、この茶番を中断できるようにする。
次回につながる糸口
誰かが、広場の地下で進む本物の工事を隠すために、芝居の英雄譚へ資金を出していた。
この案で準備するコミカル地下キノコの二つの宮廷、結婚式を二重予約
対立する地下の二つの宮廷が、外交のための結婚式にやってくる。どちらも同じ会場、同じ楽団、同じ和平条約を約束されている。
この場面から始める
パーティーが着いた洞窟には、同じ席札が重複して並んでいる。料理係がそっと教える。中立のはずの式の手配人が、両方の前金を持って姿を消したらしい。
ぶつかり合う望み
- モス大使
- 本当の休戦を結べるまで、客たちの対話を続けさせたい。
- 料理長ブリンドル
- また別の貴族が料理不足を外交上の侮辱だと言い出す前に、厨房のスタッフへ給料を払いたい。
残しておきたい選択肢
- 二つの祝いを一緒にし、重複した約束を共通の合意の土台にする。
- 食事を即興で用意し、楽団がどちらかに肩入れするのを防ぎながら、手配人を探し出す。
配置する手がかり
- 手配人は、洞窟への唯一の安全な道を修理するため、両方の前金を使った。
- 二つの条約案で食い違っているのは、国境全体ではなく一本の橋だけだ。
- 結婚する二組はすでに延期に合意しているが、宮廷は当人たちに意向を聞いていない。
誰も動かなければ
儀式の乾杯で、無害だがひどく厄介な光る胞子が噴き出す。内緒話は、広間を横切る目に見える軌跡となってしまう。
今夜の範囲を絞る
一回を会場とそこへの道で遊ぶ。結婚する二組やスタッフにも、意味のある希望を与えよう。彼らは交渉の小道具ではなく、人々なのだから。
次回につながる糸口
修復した道が、第三の宮廷の放棄された厨房につながる。そこでは条約締結を祝う宴の料理が、百年間温かいまま待っている。
この案で準備する仲間を集める前に
D&DやほかのテーブルトークRPGに使えますか?
はい。特定のシステムに依存しないオリジナルの状況なので、D&Dキャンペーンの導入にも、ほかのファンタジーRPGの発想の種にもなります。ゲームの能力値や版固有のルールは含みません。遭遇や難易度は、お使いのシステムとグループに合わせて決めてください。
一つの案を長いキャンペーンに育てるには?
導入の状況から始め、意味のある決断を一つ実際に遊んでみましょう。グループが関心を持った人物、場所、結果を残します。各案に次への糸口を添えていますが、先々のセッションを固定した順序よりも、プレイヤーの選択がよい道しるべになります。
初回セッションや単発セッションにも向いていますか?
各案には、一回で扱う小さな範囲を示しています。単発なら明確な目先の目標に合意し、登場人物を絞り、パーティーがその目標を解決したところで締めくくりましょう。キャンペーン初回なら、関係や発見を一つ、次回のために残しておきます。
セッションのメモはどこに保存されますか?
「このブラウザーに保存」で、この端末のブラウザーに準備シートを一つ保存できます。端末間では同期されません。別のコピーを保管するには、Markdownをコピーかダウンロードしてください。アイデアの全文と白紙のワークシートは、対話的な編集機能を使わずにも利用できます。
さらに世界を作る
場所には名前を。人々にはつながりを。
導入がまとまったら、グループが訪れる場所に名前をつけましょう。登場人物が増えてきたら、背景設定や世界観のメモをCanvasにまとめられます。
世界観づくりのガイドを読むInkwellによるオリジナル資料です。Dungeons & DragonsおよびD&DはWizards of the Coastの商標です。この独立した資料は、Wizards of the Coastと提携しておらず、同社の承認を受けたものではありません。