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物語の技法

物語の要素

別名:ストーリーの要素、物語の構成要素

ほとんどの物語が共有する構成要素で、人物、舞台設定、プロット、対立、テーマです。視点やトーンが加わることもあります。合わせて、誰が、いつどこで、何が起き、何が立ちはだかり、それが何を意味するかに答えます。

実践では

物語の要素はチェックリストであって、公式ではありません。どの物語にも人物、舞台設定、プロット、対立、テーマがありますが、リストを知っているだけでは物語は機能しません。物語を機能させるのは、要素どうしが押し合う関係です。望みが舞台設定とぶつかる人物、テーマを試す対立といったものです。

このリストがもっとも役立つのは書き直しのときです。原稿がうまくいかないときは、要素を一つずつ確認しましょう。中盤が平板なら対立の問題であることが多く、すぐ忘れられる物語ならテーマの問題、わかりにくい物語ならプロットか視点の問題であることが多いのです。

脚本は、要素をページの上で目に見えるものにします。柱が舞台設定を運び、人物名とト書きが人物を運び、場面の順序がプロットになります。Plotはそれらの部分を構造化して保つので、どの要素が欠けているかが見えます。

短い場面の中の五つの要素

灯台守の最後の夜

INT. 灯台 - 灯室 - 夜

嵐がガラスを叩いている。灯台守のエルシー(60代)が、灯火のぜんまい仕掛けを手で巻いている。机の上には沿岸警備隊からの手紙。「月曜日より自動化」。

船の汽笛。近い。近すぎる。

ELSIE

まだよ。そうはさせない。

彼女はさらに力を込めてハンドルを回す。

舞台設定は嵐の中の灯室です。人物は、その手で何をするかによって描かれるエルシーです。対立は二重で、危険にさらされた船と、彼女を不要にする手紙です。プロットは次の1分で、灯りはもつのか、ということです。テーマ、つまり機械が仕事をこなせるようになっても人間はまだ必要なのかという問いは、誰も口にしないまま届きます。

物語の五つの要素

多くの教師や創作ガイドは五つの要素を挙げます。人物とは、物語が誰についてのものかです。主人公、主人公を助けたり阻んだりする人々、そして彼らがどう変わるかを含みます。舞台設定とは、物語がどこで、いつ起きるかで、それを取り巻く世界と雰囲気も含みます。

プロットとは、何が起きるかです。始まりからクライマックス、そして解決まで、因果関係でつながった出来事の連なりです。対立とは、何が立ちはだかるかです。人物が望むものと、それに逆らうものとの闘いで、相手は別の人物、社会、自然、あるいは自分自身のこともあります。

テーマとは、物語が何を意味するかです。野心の代償や赦しの力といった、物語が探る人生についての考えです。五つを合わせると、読者が物語に持ち込む基本的な問い、つまり誰が、どこでいつ、何が起き、何が懸かっていて、なぜそれが大事なのかに答えることになります。

七つ、十、十二の要素

より長いリストは、要素を分けたり加えたりします。七つのリストは、たいてい物語が語られる視点と、語りの態度であるトーンやスタイルを加えます。プロット構成をプロットそのものと分けたり、主人公と敵対者をそれぞれ独立した要素として扱ったりするリストもあります。

学校でよく見かける十や十二のリストは、プロットを導入、きっかけとなる出来事、上昇展開、クライマックス、下降展開、解決といった部分に分けることがよくあります。セリフ、雰囲気、象徴、テンポを加えるリストもあります。

どのリストも公式なものではありません。教えるための道具であり、どれも同じものを異なる細かさで描いています。まず五つから始め、原稿にもっと細かな診断が必要になったらほかを加えればよいのです。

要素の順序

授業で物語の要素を順番に挙げるよう求められたら、たいていはプロットの各部分のことです。人物と舞台設定を紹介する導入、対立を始めるきっかけとなる出来事、紛糾が積み重なる上昇展開、対立が頂点に達するクライマックス、下降展開、そして解決です。

これはフライタークのピラミッドが描く形であり、映画では三幕構成の形です。日本では起承転結という言い方もよく使われます。人物、舞台設定、テーマは順番に起きるものではなく、物語全体を貫き、早い段階で紹介されて最後まで発展していきます。

脚本では、最初の数ページが準備の大部分を担います。きっかけとなる出来事が来る前に、読み手は主人公と舞台設定に出会い、テーマを感じ取ります。

要素はどう連携するか

要素は組み立てるための別々の部品ではありません。それぞれがほかの要素を形づくります。『ファインディング・ニモ』では、舞台設定である海そのものが、何もかもを恐れる父親にとって対立を困難にしています。プロットはその海を渡る旅で、テーマである、愛する者を手放すことは、あらゆる危険によって試されます。

一つの要素が弱いと、たいていほかの要素もその影響を受けます。はっきりした望みのない主人公は対立を不可能にし、対立のないプロットは出来事の一覧になってしまいます。どこにでもありそうな舞台設定は、対立に押し返す相手を与えません。

強い物語は、一つの要素から始まり、そこからほかの要素を育てることがよくあります。一人の人物、ある場所のイメージ、人生についての一つの考えなどです。どこから始めるにしても、残りの四つがそれに応えているか確かめましょう。

要素を使って原稿を見直す

要素ごとに一度ずつ原稿を読みましょう。人物については、主人公は何を望み、変化するか。舞台設定については、その場所に意味があるか、それとも物語はどこでも起こりうるか。プロットについては、各場面が次の場面を引き起こしているか。

対立については、どの場面にも立ちはだかるものがあり、それが難しくなっていくか。テーマについては、物語が何についてのものかを1文で言えるか、そして結末がそれを主張しているか。もっとも弱い要素を書き留め、まずそれを直しましょう。たいていそれがほかの要素を引きずり下ろしているからです。

最後に視点とトーンを確認します。観客は正しいときに正しい人物とともにいるか、語りは一貫した態度を保っているか。この二つが、正しいだけの物語と生きている物語の違いを生むことがよくあります。

よくある質問

物語の5つの要素とは何ですか?

人物、舞台設定、プロット、対立、テーマの五つです。合わせて、物語が誰についてのものか、いつどこで起きるか、何が起きるか、何が立ちはだかるか、そして何を意味するかに答えます。

物語の7つの要素とは何ですか?

七つの要素のリストは、人物、舞台設定、プロット、対立、テーマという五つの基本要素に、視点とトーン(またはスタイル)を加えるのが一般的です。

物語の5つの要素を順番に言うと?

順序が問題になるときは、たいていプロットの各部分を指します。導入、上昇展開、クライマックス、下降展開、解決です。人物、舞台設定、テーマは物語全体を貫いています。

物語の10や12の要素とは何ですか?

学校で使われる長いリストは、プロットを段階に分け、視点、トーン、セリフ、雰囲気、象徴などを加えます。教えるための道具であり、公式な基準ではありません。

物語でもっとも重要な要素は何ですか?

書き手の意見は分かれますが、読者は人についていくので人物だと言う人も、それがなければ何も起きないので対立だと言う人も多くいます。実際には、要素は互いに依存し合っています。

プロットは物語の要素と同じものですか?

いいえ。プロットは要素の一つ、つまり出来事の連なりです。物語の要素には、人物、舞台設定、対立、テーマも含まれ、それらが出来事に意味を与えます。

物語の要素はどう見分けますか?

五つの問いを立てましょう。誰についての物語か。いつ、どこで起きるか。何が起きるか。何が立ちはだかるか。人生について何を語っているか。それぞれの答えが一つの要素を示します。