別名:ト書き(括弧)、演技指示
セリフのまとまりの中に括弧で添える短い注記です。セリフの言い方や、話しながらの小さな動作を示します。例:(ささやいて)。使いすぎないようにしましょう。
ページ上では
括弧書き
(静かに、顔を上げずに)
俳優や監督は、詰め込まれた括弧書きをよく無視します。言い方がセリフから明らかなら、注記は削りましょう。部屋を横切る、銃を抜くといった大きな動作なら、(間)(そして微笑む)のようなメトロノーム代わりの雑然とした注記に芝居の段取りを詰め込まず、上か下のト書きに書きましょう。
括弧書きが本領を発揮するのは、それがなければセリフが誤読されるときです。文字だけでは本気に見える皮肉や、騒がしいシーンの中の静かな独り言などです。そう使えば、読み合わせで間違った選択をするのを防げます。すべての行にメトロノームのように付けると、読み手はその欄ごと読み飛ばすようになります。
残す前の実用的な確かめ方があります。いったん外して、役名とセリフだけを読み直すことです。意味とトーンがそれでも伝わるなら、削りましょう。注記がないとセリフが違う感情に変わってしまうなら、書ける範囲で最も短く明確な括弧書きを残し、それ以上注記を重ねずに先へ進みましょう。
それがなければセリフが誤読されるときです。ページ上では本気に見える皮肉や、騒がしいシーンの中の静かな独り言などです。外しても意味が変わらないなら、外しましょう。
たいていは書きません。観客に感じてほしい間は、短いト書きや、セリフのリズムの中の余白として表すほうがよく伝わることが多いです。括弧書きはわかりやすさのためにとっておき、メトロノームの印には使わないようにしましょう。
標準的な書き方では、括弧書きは役名の下、修飾するセリフの前に置きます。セリフのあとに付けた注記は見落とされやすく、プロの読み手には標準から外れて見えます。
数語程度を目安にしましょう。動作を1文まるごと書く必要があるなら、それは括弧書きではなくト書きです。セリフのまとまりの中の長い注記は、ページ上で話される言葉を窒息させます。