別名:本読み
俳優がテーブルを囲んで脚本を声に出して読むことです。カメラはなく、立ち位置もほとんど決めません。原稿をロックする前に、テンポ、笑い、わかりにくい箇所を耳で確かめます。
死んでいる箇所に耳を澄ませましょう。説明が必要なジョーク、声に出すと耳障りな説明、急に重要になる無口な人物、部屋からエネルギーが抜けていく第2幕の長い区間。わかるのは、恐れていたメモであることはめったにありません。たいていは、黙読のページだけでは聞こえない、実際の声で読んだときのテンポとわかりやすさです。
役を割り振り、ト書きは軽く読み、反応が正直なものになるよう、輪の中にはスマートフォンを持ち込まないようにしましょう。書き直しのための会だとはっきり決めていないかぎり、その場で書き直すのではなく、時刻やシーン番号を添えてメモを取ります。焦って40ページ目を先に「直す」と、12ページ目のわかりにくさが連鎖していきます。
読み合わせの前に名前付きの保存ポイントを作っておけば、そのあとの手術にきれいな基準ができます。読み合わせのあとはメモをシーンごとにまとめ、ルームで問題がはっきりした箇所にだけ「台詞を磨く」やポリッシュを使いましょう。提案は1行ずつ採用し、テーブルで得た真実が一晩で自動の書き直しに変わらないようにします。
主な役をまかなえるだけの声と、時間とわかりにくい箇所を記録する人です。有名人の空席より、優しく正直に読んでくれる友人のほうが役立ちます。
他人の声で聞くほうがよいでしょう。演じる脚本家は、自分のセリフに甘くなります。どうしても読むなら、自分が守ろうとしている主人公の役は避けましょう。
できればひと晩寝てから、名前を付けた保存ポイントを基準に改稿しましょう。すぐに手術すると、構成についてのメモではなく、いちばん大きな笑いを追いかけてしまいがちです。
音声が明瞭で、誰かが場を仕切っていればうまくいきます。許可を得て録音し、停滞したシーンに印を付けておけば、ポリッシュのパスで根拠に基づいて手を入れられます。