ほとんどのページは6つの要素で書かれる
例では、柱が屋内か屋外か、場所、時間帯を示します。ト書きは各人物の初登場時に名前を大文字で書いて年齢を添え、シーンの鍵になる音をひとつだけ大文字にします。括弧書きは、言葉だけでは誤解されるところにだけ置き、別の部屋から聞こえる人物には名前の後にO.S.を付け、カットは右寄せにします。
結論
脚本のページは6つの要素でできています。場所と時間を示す柱(シーン見出し)、見えるものと聞こえるものを書くト書き、役名、セリフ、ときどき入る括弧書き、そして任意のトランジションです。下の例は、そのすべてを使ったオリジナルの1ページ目です。紙ではCourier 12ポイントと標準の余白で組みます。このレイアウトだからこそ、ページ数から上映時間を見積もれます。
ページ上では
EXT. HARBOR WALL - DAWN
Fog sits on the water. A row of fishing boats knocks against the wall, ropes creaking.
NELL HARGREAVES (60s), oilskin coat, reading glasses on a cord, checks a battered tide table against her watch.
Footsteps. TOMAS (17), her nephew, hood up, carries two coffees he has clearly spilled.
TOMAS
They were full when I left.
NELL
(not looking up)
The tide turns at six-ten. You were meant to be here at six.
TOMAS
It's six-oh-four.
Nell holds out her hand. He gives her a coffee. She sips it and winces.
NELL
Cold.
Out in the fog, an ENGINE coughs and dies. They both turn toward the sound.
CUT TO:
INT. NELL'S BOAT - WHEELHOUSE - MOMENTS LATER
Cramped. Charts pinned to every surface. Nell turns the key. Nothing.
TOMAS (O.S.)
Is that us or them?
NELL
Get the radio.
根拠の強さ
例では、柱が屋内か屋外か、場所、時間帯を示します。ト書きは各人物の初登場時に名前を大文字で書いて年齢を添え、シーンの鍵になる音をひとつだけ大文字にします。括弧書きは、言葉だけでは誤解されるところにだけ置き、別の部屋から聞こえる人物には名前の後にO.S.を付け、カットは右寄せにします。
意見がいちばん分かれるのはトランジションです。ときどき入るCUT TO:をリズムとして好む読み手もいれば、新しい柱がすでにカットを意味するので余計だと考える読み手もいます。CLOSE ONやWE SEEのようなカメラ指示も評価が分かれます。スペック脚本ではどちらも控えめにし、ショットが意味を担うときだけ使いましょう。
決まった型はひとつではありません
例が示しているのはこの形です。シーン番号もカメラ指示もなく、トランジションは場面の読まれ方を変えるものだけ。読み手、コンクール、エージェントが目にするページです。
脚本が制作に入ると、両側の余白にシーン番号が付き、改ページにCONTINUEDやMOREが入り、色付きの改訂ページに改訂マークが付きます。言葉はそのままで、ページがスケジュールの情報も担うようになります。
パイロットにはティーザー(コールドオープン)や幕の区切りが加わり、マルチカメラのコメディなど、独自のレイアウトを使う番組もあります。番組の書式がある場合はそれに従います。
読みにくさと受け渡しのつまずき
受け取る相手に合わせて選ぶ
スペック脚本を応募するときは、ページをすっきり保ちます。シーン番号や改訂マークは入れず、Courierと標準の余白を使い、連絡先を載せた表紙を付けます。送る前に、応募先の規定でページ数とファイル形式を確認しましょう。
脚本が制作に入ったら、シーン番号を固定し、変更は色付きの改訂ページで配り、スペック版を別の稿として残しておきます。そうすれば応募用のきれいなページをいつでも使えます。
Plotは書いているそばから各要素を整形するので、柱、役名、セリフが手作業のタブなしで正しい位置に収まります。無料の脚本テンプレートには、長編映画、短編、テレビドラマのパイロットの完全な脚本例が入っています。開いて上書きし、PDFで書き出せます。
次によく聞かれること
脚本はCourier 12ポイントで、広めの余白をとって組みます。大文字の柱は左余白から始まり、ト書きは全幅、役名は大文字で中央寄り、セリフはその下の狭い段に入ります。このページの例で、各要素の位置を確認できます。
Academy Nicholl Fellowshipsは、過去の受賞脚本を脚本執筆リソースのページで無料のPDFとして公開しており、書式のヒントも載せています。書式だけでなく、ページがどう進むかに注目して読んでみてください。
長編のスペック脚本はおおむね90〜120ページです。1ページ1分は計画の目安で、測定値ではありません。セリフの多いページは速く、アクションの多いページはゆっくり進みます。
はい。シーンはオリジナルなので、自由に上書きできます。脚本1本分から始めたいときは、無料の脚本テンプレートを開いてください。長編映画、短編、テレビドラマのパイロットが最後まで書かれています。
脚本
映画やテレビの一話を文章にしたものです。柱、ト書き、台詞で場面を語り、1ページが画面上の約1分になる標準フォーマットで書かれます。長編映画の脚本はふつう90〜120ページです。
シーン見出し(柱)
シーンの冒頭に置く行で、室内か屋外か、場所、時間帯を示します。たとえば「INT. キッチン - 夜」。読み手に状況を伝え、制作のブレイクダウンの基準にもなります。
ト書き
観客が見るもの、聞くものを現在形で書く、脚本の描写部分です。描写とも呼ばれます。
登場人物
セリフのまとまりの上に置く話し手の名前です。慣例として大文字で書き、誰が話しているかを読み手に示します。
括弧書き
セリフのまとまりの中に括弧で添える短い注記です。セリフの言い方や、話しながらの小さな動作を示します。例:(ささやいて)。使いすぎないようにしましょう。