別名:カットバック
同時に進行している複数の場所を行き来するための書式です。電話のやり取り、追跡、並行するクライマックスなどの定番の場面で使います。
ページ上では
インターカット
INTERCUT — 電話
INTERCUT の見出し(または INTERCUT BETWEEN… という注記)は、両方の側が同時に生きていることを読み手に伝えるので、やり取りのたびに完全な柱を立てずに役名を交互に置けます。電話、追跡、並行するクライマックスなど、同時であることがそのシークエンスの要点になる場面で使いましょう。
片方の側が終わるか、時間が飛んだら、インターカットを終えましょう。関係のないシーンまでインターカットを「オン」のままにしておくと、その後の柱がブレイクダウン上であいまいになります。それぞれの側に長い個別のビートが必要なら、2つの部屋を無理に行き来させるより、はっきりした見出しで分けたシーンのほうが読みやすいことがよくあります。
インターカットをモンタージュと混同しないようにしましょう。モンタージュは見せ場を圧縮し、インターカットは同時に進む場所を物語の時間の中で生かし続けます。時間の経過を見せる短い映像がいくつか必要なだけなら、モンタージュのほうがすっきりします。電話の両端が反応し続けるなら、インターカットは原因と結果をはっきり守ります。
同時であることが重要で、会話や動きがすばやく行き来するときです。それぞれの側に長い個別のビートが必要なら、はっきりした柱で分けたシーンのほうが読みやすいことがよくあります。
INTERCUT を示したあとは、やり取りのたびに立てる必要はありません。場所が本当に変わるとき、新しい誰かが入ってくるとき、インターカットを抜けて1つの場所のシーンに戻るときに、柱を立て直しましょう。
片方の側が抜けるか時間が飛んだら、END INTERCUT を使うか、単に通常のシーン見出しで再開します。次の読み手にとってのわかりやすさは、表記のない巧みな漂流に勝ります。
はい。ただし、読みやすさは急速に落ちます。場所を最初に示し、やり取りを短くし、並行する圧力が解消したらすぐに抜けて、ページが交通地図にならないようにしましょう。