文言はト書きに、書き方は統一して
ト書きの余白は、観客が話し声を聞くのではなく情報を見ていることを示します。短い表記を繰り返し使えば、そのあとのメッセージも目ですぐに見分けられます。
画面に映るメッセージはト書きに書き、必要なら送信者を示します。声に出さない文字を台詞に見せかけず、ひとつの書き方で統一しましょう。
結論
声に出して読まれるのでない限り、テキストメッセージは目に見える情報としてト書きに書きます。端末や通知を示し、送信者を明らかにし、観客が読むべき文言をそのまま書きます。ON SCREEN、TEXT FROM ELI、ELI’S TEXTのような表記は、一貫して使えばどれでも機能します。
ページ上では
INT. LAST TRAIN - NIGHT
Mara's phone lights her face.
TEXT FROM ELI: Don't get off at Harbor.
She types, deletes, then sends:
MARA'S TEXT: Too late.
根拠の強さ
ト書きの余白は、観客が話し声を聞くのではなく情報を見ていることを示します。短い表記を繰り返し使えば、そのあとのメッセージも目ですぐに見分けられます。
太字、斜体、中央揃え、吹き出し、簡単な表記など、書き手はさまざまな方法でメッセージを見た目で区別します。これらは見せ方の選択であって、どこでも同じ意味を持つ要素ではありません。特定のスマートフォンの画面をページ上でまねることよりも、分かりやすさと一貫性のほうが大切です。
決まった型はひとつではありません
とても短いメッセージなら、すっきり読めて画面での正確な見せ方が重要でない限り、通知と同じト書きの段落に入れてかまいません。
文言そのものが物語の展開になっている場合や、いくつものやり取りを素早く追えるようにしたい場合は、表記とメッセージをそれぞれ独立したト書きの行にします。
登場人物や合成音声が実際にメッセージを読み上げるときだけ、セリフを使います。観客がその文字も目にするなら、それとは別にト書きの行が必要になることもあります。
読みにくさと受け渡しのつまずき
受け取る相手に合わせて選ぶ
PDFでも読みやすく、色、特別なフォント、端末の形をしたグラフィックに頼らない、ト書きによる簡単な書き方を選びましょう。
正確な画面、タイミング、文言が画面用グラフィックの要件になったら、制作側は提出稿の物語上の情報を変えることなく、デザインやショットの詳細を加えられます。
Plotでは、メッセージの表記と文言をト書きとして書き、セリフは誰かが声に出して言う言葉のために取っておきます。やり取りはエディターでもPDFでもFDXでも同じように読めるので、誰が読んでも、あなたが書いたとおりにメッセージが見えます。
次によく聞かれること
声に出して読まれる場合だけです。観客が画面で読む無言のメッセージはト書きに書きます。登場人物名の下に置くと、誰かが話していると読み手に伝わってしまいます。
電話を一度示したら、各メッセージをそれぞれ独立したト書きの行にし、TEXT FROM ELIやMARA’S TEXTのような短い表記を繰り返し付けます。表記がそろっていれば、電話の画面を描かなくても読み手はやり取りをすばやく追えます。
端末ごとに一つの書き方を選び、それを通しましょう。SUPERは通常、場所を示すテロップのように映像に重ねる文字を意味します。同じ電話にTEXTやINSERTと混ぜて使うと、読み手は立ち止まってあなたの決まりを読み解かなければなりません。