別名:キャラクターの特徴、人物の性格づけ
人物がページの上でどう具体的になるかです。ト書きに形容詞を並べた履歴書ではなく、選択の中に表れる特徴、手段、矛盾によって描かれます。
人物造形には根拠が必要です。読者が人物を慎重だと信じるのは、シーン見出しに「慎重なヒロイン」と書いてあるからではなく、グラスを2度拭くからです。何の代償も伴わない特徴は、衣装のような飾りです。重要な役にはそれぞれ、ウォントと衝突する習慣を与えましょう。沈黙に耐えられない魅力的なプロデューサーや、他人の言葉を言い換える物静かなきょうだいなどです。
特徴の一覧は調査資料であって、ドラマではありません。ページの外で活用し、シーンでは圧力の中にある1つか2つの特徴を描きましょう。ゲスト役が全員、風変わりな小道具と過去を語る演説を伴って登場するなら、その原稿は人間ではなく類型を紹介しています。演技で表せる矛盾を選びましょう。優しいタイミングで残酷な言葉を口にする、仕事では有能なのに台所では慌てる、といったものです。
アークと人物造形は互いを支えますが、同義ではありません。人物造形は、最初にどんな人物であり、それがどう表れるかです。アークは、その行動パターンのどれを物語が試すかです。冒頭から全面的に書き直したら、新しいミッドポイントでも、その特徴が通用しなくなる状況を作れているか確認しましょう。スキルは人物ごとのセリフに話し方の類似を指摘できますが、どの矛盾がその人物を形づくるのかは決められません。
表計算シートを見て想像するより少なくて十分です。ウォントと衝突する特徴が2つか3つあれば、長編映画を支えられます。使われない癖が十数個あっても、書き手が準備しただけでドラマにできなかった設定に見えます。
いいえ。人物造形は、最初のページにいる具体的な人物です。アークは、圧力によってその人の行動パターンが変わるか、あるいは変わらないことが証明され、その拒否が物語の中心になるかです。
演技で表せる細部を1つ入れるのは有効です。ただし形容詞を段落いっぱいに並べると、シーン見出しに小説の描写が入り込んだようになります。後のシーンでは、説明文を重ねるのではなく、人物の手段を通してその特徴を裏づけましょう。
圧力の中でその特徴を違う形で使うなら、区別できます。皮肉屋が2人いても、一方が冗談を武器にし、もう一方が黙り込むなら問題ありません。言葉も手段も同じになると、群像は平板になります。