本文へ移動

脚本解剖アトラス · 2026年8月

脚本のかたちを測る

2,077本の構造化された脚本を最初の場面から最後の場面まで正規化し、何が変わるかを測りました。アクションと台詞のバランス、場面のリズム、台詞のある人物が登場する位置、そして誰が台詞を担うか。これはコーパスに見られる傾向であり、物語をどこで転換させるべきかの指示ではありません。

実際に何が入っているのか収録したファイルには、Alien、Chinatown、Fargo、Inception、Moonlight、Parasite、Whiplashのほか、2,000本を超える脚本が含まれます。いずれもアーカイブされた脚本の一版であり、完成した映画の編集や撮影稿について述べるものではありません。

2,200件のレコードを確認2,077件を収録特定の作品が結果を左右しない脚本の本文は再掲載していません

まず三つの発見

中央値が役に立つのは、ばらつきが見えているときだけ

以下の見出しの数字は、すべてアトラスの後半で分布と並べて示しています。どの数字も「正しい」脚本を定めるものではなく、製作された映画と未製作の原稿を見分けるものでもありません。

66%

最後の十分の一はアクションが多い

中央値は、中間点付近のアクション54%から、結末では66%まで上がります。残りは台詞です。

65%

台詞のある人物は登場し続ける

最終的に台詞のある人物のうち、最初の十分の一に登場するのは22%だけです。中央値は半分の地点で65%に達します。

−0.523

人物が多いほど台詞は広く分かれる

台詞のある人物が増えるほど、最もよく話す三人が占める台詞の割合はたいてい小さくなります。−0.523という値は、この二つがどれだけ一貫して逆向きに動くかを示すもので、質の評価ではありません。

原稿を通した動き

冒頭と結末は中盤と似ていない

それぞれの脚本を、語りの文章で等しい十の区間に分けたと考えてください。アクションの割合の中央値は、最初の区間で63.8%、中盤では54.5%前後に落ち着き、最後の区間で66.1%に達します。網掛けの範囲は広いままで、この起伏から大きく外れる脚本も少なくありません。

脚本全体でのアクションの割合

どの脚本も語りの文章で等しい十の区間に分けています。線は中央の脚本、網掛けの帯は中央の半分を表します。

線:中央値 · 網掛け:25〜75パーセンタイル

範囲を選ぶか、グラフをタップまたはポイントすると、正確な値を確認できます。

正確な値の表を見る
正規化した脚本の進行ごとのアクションの割合
進行25パーセンタイル中央値75パーセンタイル
0〜10%52.6%63.8%74.3%
10〜20%43.9%55.7%66.0%
20〜30%44.7%55.1%66.6%
30〜40%43.6%54.7%65.8%
40〜50%43.1%54.5%65.4%
50〜60%44.4%54.5%66.2%
60〜70%44.6%55.7%67.3%
70〜80%44.5%56.3%68.5%
80〜90%47.4%59.9%73.3%
90〜100%54.0%66.1%78.5%

十分の一ごとの場面数

それぞれの棒は、同じ量の語りの文章に入る場面の数を数えています。棒が高いほど平均して場面が短いという意味で、区間が長いわけではありません。

棒:中央値 · ひげ:25〜75パーセンタイル

範囲を選ぶか、グラフをタップまたはポイントすると、正確な値を確認できます。

正確な値の表を見る
正規化した脚本の進行ごとの場面数
進行25パーセンタイル中央値75パーセンタイル
0〜10%81317
10〜20%71116
20〜30%81116
30〜40%81217
40〜50%81217
50〜60%81217
60〜70%81218
70〜80%91318
80〜90%91420
90〜100%81420

場面の数がもうひとつの手がかりになります。どの区間にも同じ割合の語りの語が入っているのに、結末の中央値は14場面、中間点付近は12場面です。この見方では、結末はより多くの短い場面でできています。ただし、画面上の時間や編集のテンポが速いことまでは示せません。それには完成した映画が必要です。

人物の登場

新しい声は冒頭のずっと後まで加わり続ける

脚本を語りの文章で等しい十の区間に分けます。中央の脚本では、最初の区間を終えた時点で、最終的に台詞のある人物のうち21.7%しか登場していません。それが半分の地点で65.0%、九つ目の区間の終わりで94.4%になります。

脇役や台詞が一行だけの役も数えているので、主人公の登場が遅いという意味ではありません。「主要な人物はすぐに全員紹介する」という一律の決まりが、これらの脚本の実態を表していない、ということです。

台詞のある人物が初めて登場する時期

十分の一ごとに、最終的に台詞のある人物の何割が登場しているか。台詞が一行だけの役も数えています。

線:中央値 · 網掛け:25〜75パーセンタイル

範囲を選ぶか、グラフをタップまたはポイントすると、正確な値を確認できます。

正確な値の表を見る
正規化した脚本の進行ごとの台詞のある人物の登場
進行25パーセンタイル中央値75パーセンタイル
0〜10%16.1%21.7%28.1%
10〜20%28.9%35.7%44.4%
20〜30%38.8%46.5%55.6%
30〜40%48.5%56.0%64.6%
40〜50%57.3%65.0%73.1%
50〜60%65.9%73.4%80.3%
60〜70%74.1%80.6%86.6%
70〜80%82.5%87.7%92.5%
80〜90%90.9%94.4%97.4%
90〜100%100.0%100.0%100.0%

台詞の重心

台詞の大半は三人が担う。人物が大勢になるまでは

中央の脚本では、最もよく話す三人が台詞全体の57.2%を担っています。台詞のある人物が20人未満の脚本では約72%、120人以上の脚本では約41%まで下がります。

実際に問うべきは、人物が多いのが「間違い」かどうかではありません。読み手が、誰の選択が場面を動かしているのかをまだ見分けられるかどうかです。もとになる順位の値は−0.523で、傾向を表すものであって、ドラマとしての効果を示すものではありません。

人物の数によって台詞の集中度はどう変わるか

人物数の各グループで、最もよく話す三人が台詞全体のどれだけを占めるか。

棒:割合の中央値 · n:人物数の各グループの脚本数

範囲を選ぶか、グラフをタップまたはポイントすると、正確な値を確認できます。

正確な値の表を見る
台詞のある人物の数ごとの上位三人の台詞の集中度
台詞のある人物脚本数上位三人の割合の中央値
3〜197371.6%
20〜2924465.1%
30〜3935462.5%
40〜5964858.2%
60〜7935052.4%
80〜11923149.3%
120以上17741.4%

コーパスの解剖

ここでいう「ちょうど真ん中」の脚本の姿

中央の目印が中央値で、収録した脚本の半分がそれより上、半分が下にあります。太い帯には中央の半分の脚本が入ります。MovieSumには安定したページ区切りが残っていないため、ページ数ではなく語数と場面数で数えています。

語りの語数

10%点:15,87290%点:29,019
25%点
18,380
中央値
21,579
75%点
25,179

場面数

10%点:6890%点:211
25%点
97
中央値
130
75%点
168

標準的な場面の長さ(語)

10%点:5390%点:189
25%点
70
中央値
94
75%点
132

台詞のある人物

10%点:2690%点:110
25%点
36
中央値
50
75%点
72

最も長い10%の場面が占める物語

10%点:32%90%点:46%
25%点
35%
中央値
38%
75%点
42%

台詞のない場面

10%点:13%90%点:47%
25%点
20%
中央値
29%
75%点
39%

最後の二つの指標は、場面の中身から直接求めています。中央の脚本では、最も長い十分の一の場面がアクションと台詞の語の38%を占め、場面の29%にはタグ付けされた台詞がありません。これは集中と沈黙を示すもので、その選択がうまくいっているかどうかを示すものではありません。

あらすじから抜け落ちるもの

あらすじは地図であって、脚本の縮小版ではない

中央のあらすじに残るのは、脚本で数えた語の3.02%だけです。この縮約で、演技、演出、リズム、そして場面の中の因果関係のほとんどが消えます。以下の数字は、あらすじが何を捨てているかを説明する手がかりであり、脚本の技量を評価するために使うべきものではありません。

規模の目安として、中央の脚本には20,759語の語りがあり、そのあらすじは656語です。長い脚本ほど、それに比例して長いあらすじが付くとは限りません。

脚本の語り100%
Wikipediaのあらすじ3.02%

脚本にないあらすじ独自の表現

単語30.6%
二語の表現72.6%
三語の表現95.1%

「ない」とは、その語の並びがそのままの形では脚本に現れないという意味です。役に立つ言い換えのこともあれば、誤りのこともあり、このテストでは区別できません。わかるのはもっと単純なことで、あらすじはしばしば脚本自体が一度も使わない言葉で出来事を説明しています。

方法と限界

どう数えたか、どこに注意が必要か

数えたもの

信頼して比べられるだけの分量がある脚本を残しました。少なくとも20場面、アクションと台詞で5,000語、台詞のある人物が三人、台詞のまとまりが20以上あるものです。

脚本のそろえ方

どの脚本も、最初の場面から最後の場面までを語りの文章で等しい十の区間に分けます。一本の脚本は一票として扱うので、とても長い脚本がほかを押し流すことはありません。

読み取るべきでないこと

これは現在書かれているすべての脚本の標本ではありません。語の位置はページ数でも上映時間でもなく、よくある傾向が自動的に良い選択になるわけでもありません。

研究者向けの技術的な注記

グラフは釣鐘型の分布を仮定せず、中央値と観測された四分位数を使っています。ダウンロードできるデータには、決定論的な95%ブートストラップ区間、順位相関、対数正規分布への当てはまりの確認も含まれます。

2,200件のレコードを確認し、2,077件を収録、123件を除外しました。一つのファイルが複数の基準を満たさない場合、除外の件数は重なることがあります。

分析バージョン1.1.0では、基準値、乱数シード、元データのフィンガープリントを集計JSONに記録しています。脚本の本文、あらすじ、IMDbの識別子、作品ごとの測定値は配信していません。

測定値を使う

分布を自分の分析に取り込む

表計算ソフトで表を開いて分位数を比べたり、同じ測定値から別の見方を作ったりできます。完全なJSONには、これらの表とあわせて相関、当てはまりの診断、方法も入っています。ファイルは英語です。

原稿を通した動き

アクションの割合、正規化した十分の一ごとの場面数、台詞のある人物の累積の登場を、経験的な分位数と公開された中央値の区間とともに示します。

測定値30行・分析1.1.0

測定値と列の定義をプレビュー

対象となる脚本は2,077本です。人物数のグループごとの本数は各指標の横に示しています。個々の統計量の有効な観測数は公開していません。

原稿を通した動き
指標P10P25中央値P75P90中央値の区間の下限中央値の区間の上限
アクションの語の割合割合・0〜10%0.41860.52570.63820.7430.82620.63180.6486
正規化した十分の一ごとの場面数場面・0〜10%581317231213
登場した台詞のある人物割合・0〜10%0.12470.16130.21740.28070.35710.21210.2211
アクションの語の割合割合・10〜20%0.34190.4390.55730.65980.7550.55010.566
正規化した十分の一ごとの場面数場面・10〜20%571116211111
登場した台詞のある人物割合・10〜20%0.23380.28850.35710.44440.52020.35110.3636
アクションの語の割合割合・20〜30%0.33390.44710.55140.66570.76560.54340.5607
正規化した十分の一ごとの場面数場面・20〜30%581116221112
登場した台詞のある人物割合・20〜30%0.33330.38810.46510.55560.64140.46030.4727
アクションの語の割合割合・30〜40%0.34180.43610.54740.65840.76120.53890.5569
正規化した十分の一ごとの場面数場面・30〜40%581217231112
登場した台詞のある人物割合・30〜40%0.42450.48480.560.64580.72530.55410.5667
アクションの語の割合割合・40〜50%0.33450.43140.54470.65350.75690.53510.5535
正規化した十分の一ごとの場面数場面・40〜50%58121722.41112
登場した台詞のある人物割合・40〜50%0.51520.57260.650.73080.80460.64290.6552
アクションの語の割合割合・50〜60%0.33960.4440.54460.66170.76690.53750.5529
正規化した十分の一ごとの場面数場面・50〜60%581217231212
登場した台詞のある人物割合・50〜60%0.60260.65910.73390.80330.86810.72920.7407
アクションの語の割合割合・60〜70%0.34110.44550.55720.67340.77030.55060.5654
正規化した十分の一ごとの場面数場面・60〜70%581218241213
登場した台詞のある人物割合・60〜70%0.680.74070.80560.86610.920.80.8107
アクションの語の割合割合・70〜80%0.33810.44490.56290.68450.79660.55220.5755
正規化した十分の一ごとの場面数場面・70〜80%591318251213
登場した台詞のある人物割合・70〜80%0.77250.82460.87720.9250.9630.87180.881
アクションの語の割合割合・80〜90%0.35990.47350.59870.73270.82910.58790.6102
正規化した十分の一ごとの場面数場面・80〜90%591420271314
登場した台詞のある人物割合・80〜90%0.86840.90910.94440.973710.94120.9467
アクションの語の割合割合・90〜100%0.41940.54020.66080.78480.86550.64810.6696
正規化した十分の一ごとの場面数場面・90〜100%581420281314
登場した台詞のある人物割合・90〜100%1111111
アクションの語の割合
タグ付けされたアクションの語を、アクションと台詞の語の合計で割った値。
正規化した十分の一ごとの場面数
十分の一の区間に入る場面の数。場面の語りの語の中間点で割り当てます。
登場した台詞のある人物
最終的に台詞のある人物のうち、各十分の一の終わりまでに登場した人物の累積の割合。

脚本全体の分布

脚本とあらすじの長さ、場面数と人物数、集中度、圧縮率、あらすじに新たに現れる表現。各行がコーパス全体での一つの指標を要約します。

測定値15行・分析1.1.0

測定値と列の定義をプレビュー

対象となる脚本は2,077本です。人物数のグループごとの本数は各指標の横に示しています。個々の統計量の有効な観測数は公開していません。

脚本全体の分布
指標P10P25中央値P75P90中央値の区間の下限中央値の区間の上限
語りの語数語・コーパス全体15,871.618,38021,57925,17929,019.4——
トークン化した語りの語数語・コーパス全体15,476.417,90820,75923,71527,087.2——
場面数場面・コーパス全体6897130168211——
場面の長さの中央値語・コーパス全体52.57094132189——
最も長い十分の一の場面割合・コーパス全体0.3170.34550.37920.41990.4615——
台詞のない場面割合・コーパス全体0.13290.20270.29450.38520.4697——
台詞のある人物の数人物・コーパス全体26365072110——
アクションの語の割合割合・コーパス全体0.39570.48590.5790.67510.7398——
上位三人の台詞の割合割合・コーパス全体0.39790.47980.57180.66030.7354——
柱の有無割合・コーパス全体0.98630.99130.994711——
あらすじの語数語・コーパス全体410.6538656714801.4——
あらすじの圧縮率割合・コーパス全体0.0190.0250.03020.03660.0443——
あらすじに新たに現れる単語割合・コーパス全体0.2420.27180.30560.34260.3784——
あらすじに新たに現れる二語の表現割合・コーパス全体0.67270.69930.7260.75570.7824——
あらすじに新たに現れる三語の表現割合・コーパス全体0.92360.93780.95110.96270.9717——
語りの語数
脚本の進行と収録の判定に使う、アクションと台詞の語数。
トークン化した語りの語数
あらすじとの比較に使うトークナイザーで数えた語りの語数。
場面数
脚本ごとに解析した場面の数。
場面の長さの中央値
各脚本における、場面ごとのアクションと台詞の語数の中央値。
最も長い十分の一の場面
最も長い10%の場面に入る語りの語の割合。場面の数は切り上げます。
台詞のない場面
解析した場面のうち、タグ付けされた台詞の語がない場面の割合。
台詞のある人物の数
脚本ごとに、台詞のまとまりが少なくとも一つ続く正規化した人物名の数。
アクションの語の割合
タグ付けされたアクションの語を、アクションと台詞の語の合計で割った値。
上位三人の台詞の割合
最もよく話す三人の人物が担う台詞の語の割合。
柱の有無
解析した場面のうち、明示的な柱(場面見出し)がある場面の割合。
あらすじの語数
脚本のレコードごとの、トークン化したWikipediaのあらすじの語数。
あらすじの圧縮率
各脚本で、あらすじの語数をトークン化した語りの語数で割った値。
あらすじに新たに現れる単語
あらすじの異なり語のうち、脚本のトークン列にない語の割合。
あらすじに新たに現れる二語の表現
あらすじの異なるバイグラムのうち、脚本のトークン列にないものの割合。
あらすじに新たに現れる三語の表現
あらすじの異なるトライグラムのうち、脚本のトークン列にないものの割合。

人物の数と台詞の集中度

公開している人物数の各グループについて、台詞のある人物の数と、最もよく話す三人の台詞の割合を、その脚本数とともに示します。

測定値14行・分析1.1.0

測定値と列の定義をプレビュー

対象となる脚本は2,077本です。人物数のグループごとの本数は各指標の横に示しています。個々の統計量の有効な観測数は公開していません。

人物の数と台詞の集中度
指標P10P25中央値P75P90中央値の区間の下限中央値の区間の上限
台詞のある人物の数人物・3〜19このグループの脚本73本9.213151719——
上位三人の台詞の割合割合・3〜19このグループの脚本73本0.59470.65550.71590.83080.9197——
台詞のある人物の数人物・20〜29このグループの脚本244本2123262729——
上位三人の台詞の割合割合・20〜29このグループの脚本244本0.51070.57710.65110.73650.7982——
台詞のある人物の数人物・30〜39このグループの脚本354本3133353738.7——
上位三人の台詞の割合割合・30〜39このグループの脚本354本0.4820.53460.6250.69860.7554——
台詞のある人物の数人物・40〜59このグループの脚本648本4144.75495457——
上位三人の台詞の割合割合・40〜59このグループの脚本648本0.42770.50230.5820.65790.7178——
台詞のある人物の数人物・60〜79このグループの脚本350本6163697377——
上位三人の台詞の割合割合・60〜79このグループの脚本350本0.39880.45670.52360.60160.6759——
台詞のある人物の数人物・80〜119このグループの脚本231本818695104113——
上位三人の台詞の割合割合・80〜119このグループの脚本231本0.35430.40990.49270.56640.6284——
台詞のある人物の数人物・120以上このグループの脚本177本125136164235312.4——
上位三人の台詞の割合割合・120以上このグループの脚本177本0.26710.34270.41350.49140.5769——
台詞のある人物の数
脚本ごとに、台詞のまとまりが少なくとも一つ続く正規化した人物名の数。
上位三人の台詞の割合
最もよく話す三人の人物が担う台詞の語の割合。

手元で分析するときは、CSVとその表の辞書を同じフォルダに保存し、どちらのファイル名も変えないでください。表の完全なメタデータは、三つのCSVをまとめて説明しています。

割合は0から1の小数です。百分率で表すには100を掛けてください。

P25〜P75は脚本どうしのばらつきを表します。95%区間は中央値の不確かさの推定であり、脚本の95%が入る範囲ではありません。区間の欄が空なのは区間を公開していないという意味で、ゼロではありません。

コーパスの脚本数は対象となる脚本の本数で、各統計量に使った有効な観測数ではありません。グループの脚本数は人物数のグループについてのみ公開しています。十分の一ごとの観測数は元の集計に含まれていません。

列の定義
metric
指標の固定キー。定義は表のメタデータとプレビューにあります。
unit
割合、語、場面、人物のいずれか。分位数の補間によって、数が小数になることがあります。
group
正規化した語の進行の範囲、人物数のグループ、またはコーパス全体の分布を表すall。
corpus_scripts
対象となる脚本の本数。統計量の有効な観測数ではありません。
group_scripts
公開している人物数のグループの脚本数。観測数を公開していないほかのグループでは空欄です。
p10
脚本ごとの測定値の経験的な10パーセンタイル。
p25
脚本ごとの測定値の経験的な25パーセンタイル。
median
脚本ごとの測定値の経験的な50パーセンタイル。
p75
脚本ごとの測定値の経験的な75パーセンタイル。
p90
脚本ごとの測定値の経験的な90パーセンタイル。
median_ci95_low
公開されたパーセンタイル・ブートストラップによる中央値の95%区間の下限。ない場合は空欄です。
median_ci95_high
公開されたパーセンタイル・ブートストラップによる中央値の95%区間の上限。ない場合は空欄です。
analysis_version
元の分析のバージョン。表を書き出しても、その分析を再実行するわけではありません。
source_input_sha256
公開された集計データにある、入力のSHA-256フィンガープリント。
canonical_url
表を再利用するときに残しておく、アトラスのページとデータセットの識別情報。
license_url
公開された集計データのライセンス。新たな再利用の許諾ではありません。
source_credit
書き出した各行に付く、元データの作成者、元のURL、改変の表示。

いま手元にある原稿を測る

コーパスの傾向は文脈です。決めるのはあなたの脚本です。

ペーシング地図で原稿をこの分布にそのまま重ねるか、脚本アナライザーで一本の原稿の場面、人物、場所、台詞のかたちを見るか、脚本を一般的なテキスト差分に崩さずに二つの稿を比べてください。