別名:PRE-LAP、音先行
次のシーンの音(セリフ、効果音、音楽)が、映像が切り替わる前に始まることです。新しいシーン見出しのすぐ上に書きます。
プレラップは観客を前へ引っ張ります。まだ前のシーンを見ているうちにセリフや音が届くので、カットに動機が感じられます。問いのシーンが終わる前に答えが届いたり、次の場所からの悲鳴が静かな瞬間を断ち切ったりします。
ページ上では、終わっていくシーンの末尾、その音が属するシーンの見出しのすぐ上に置きます。セリフの場合は、V.O. や O.S. と同じように、役名の拡張として(PRE-LAP)を付けます。効果音や音楽なら、「PRE-LAP: ギターのコードがかき鳴らされる。」のような1行のト書きにできます。
脚本が記すのはタイミングではなく意図です。音をどれくらい早く始めるかは編集で決まるので、秒数を指定する必要はありません。控えめに使えば、プレラップはページ上で最もすっきりしたトランジションの1つですが、カットのたびに使うと気づかれなくなります。その鏡像にあたる、前のシーンの音が新しい映像の上に残る手法は、通常は新しいシーンのト書きとして書きます。
観客を次のシーンへ引き込むためです。まだ前のシーンが見えているうちにセリフや音が届くので、カットに動機が感じられます。問いのシーンが終わる前に答えが届くのです。
編集者です。脚本が記すのは音が早く始まることであり、どれくらい早いかは編集で決まるので、ページには秒数やコマ数のタイミングを書きません。
カットをまたいで続く音のことです。プレラップはその中でも早く始まる種類で、次のシーンの音が映像より先に届きます。