別名:回想
物語の中でそれより前の時間に置かれたシーンやシークエンスです。脚本では FLASHBACK(または同様の表記)で切り替わりを示し、BACK TO SCENE か、現在を示すはっきりしたシーン見出しで戻ります。
ページ上では
フラッシュバック
FLASHBACK - 波止場 - 昼
フラッシュバックがページに見合うのは、秘密、傷、矛盾のように、過去が現在の読み方を変えるときです。シーンが別の方法で見せられる経歴を一気に流し込むときではありません。その記憶が今どんな新しい圧力を生むのかを決めましょう。フラッシュバックを削っても現在のシーンが完全に理解できるなら、郷愁で飾っているだけかもしれません。
書式は、時間の移動を見間違えようのないものにすべきです。よくある書き方は、見出しの下に FLASHBACK と書く、柱に括弧で時間の表記を入れる、長く続くなら BEGIN FLASHBACK / END FLASHBACK を使う、などです。BACK TO SCENE や、現在を示す新しいシーン見出しのように、出口を必ずはっきり示し、読み手がどの時間軸にいるのか迷わないようにしましょう。
映像や感情の橋渡しは短くしましょう。カットのきっかけになる物、音、1行のセリフなどです。表記のないまま時代の間を長く漂うと、カバレッジも制作も混乱します。過去と現在を何度も編み合わせるなら、表記のない記憶のカットを積み重ねるより、インターカットや表記付きのシークエンスのほうが、ページ上でわかりやすいことがよくあります。
BACK TO SCENE、END FLASHBACK、または現在を示すはっきりしたシーン見出しを使います。時間軸があいまいなままにならないよう、読み手には明示的な出口が必要です。
そのカットが現在の出来事と誤読されるおそれがあるなら、表記しましょう。あいまいな時間の移動は、読み手、カバレッジ、のちのブレイクダウンを混乱させます。
はい。長く続く場合は、BEGIN FLASHBACK / END FLASHBACK や、タイトルを付けたシークエンスを使うことが多く、その中のシーンにもそれぞれはっきりした見出しを付けます。
現在のシーンでドラマとして描ける背景を流し込むだけのときです。子ども時代をめぐること自体を目的にするより、現在の打つ手を変える明かしを選びましょう。