別名:脚本の手直し、制作段階のリライト、クレジットなしのリライト
既存の脚本の特定の問題を直すために呼ばれる脚本家です。構成、セリフ、トーンなど。時間に追われることが多く、画面にクレジットが出ないこともあります。
脚本の手直しは、専門的な書き直しです。第3幕を直す、スターの役を演じがいのあるものにする、セットピースを殺さずに20ページ削る。原稿を一から生み出すこととは違います。この仕事で報われるのは、診断の速さと自我の扱い方です。すでに意見のある部屋で、他人の患者を手術することになるからです。
協約の対象となる仕事では、クレジットはギルドのルールと仲裁によって決まり、誰が「本当に」そのシーンを救ったかでは決まりません。制作段階の書き直しの多くは、影響が大きくてもクレジットされません。途中から加わる脚本家なら、執筆の段階、報酬、クレジットについての見通しを書面で明確にしておきましょう。もとの脚本家なら、制作が動き出したら、あとから加わった人がページに手を入れる可能性があると考えておきましょう。
脚本の手直しを、近道となる肩書きとして美化しないでください。ルームがドクターを雇うのは急を要する問題のためで、番組のために雇うのは作家性のある書き手です。自分のサンプル脚本は強いものにしておきましょう。外科的な書き直しを引き受けるときは、実験を切り分けておき(下書きラインやテイク)、手直しにお金を払う人たちに、前と後をはっきり見せられるようにしましょう。
いつも同じとはかぎりません。共同執筆は、原稿の個性を共に生み出すことを意味します。脚本の手直しは多くの場合、製作の圧力の中で行う的を絞った修理であり、クレジットは契約とギルドのルールによって決まります。
協約の対象となる企画では、クレジットに基準と仲裁があるからです。制作がその手直しを高く評価していても、書き直しがクレジットの基準に達しないことがあります。つらいことですが、業界では実際によくあるパターンです。
制作の危機を救うことを専門にする脚本家もいます。人間関係と評判で成り立つ仕事で、たいていは締め切りの中でセンスを証明したあとに就くものです。駆け出しのうちに自分で名乗る肩書きではありません。
通常は名乗りません。サンプル脚本で幅を見せましょう。クレジットもないのに「スクリプト・ドクター」を自称すると、コスプレのように受け取られかねません。プロデューサーは、緊急の書き直しを誰に頼むかをすでに知っています。