別名:スクリプターの記録台本、トラムライン・スクリプト
スクリプター(記録係)が持つ撮影台本です。各シーンのどのセリフをどのカメラセットアップで撮ったかを縦線で示し、何が撮影されたかを編集者に伝える地図になります。
ページに縦に引いた線の1本1本が、1つのカメラセットアップを表します。線の始まりと終わりが、そのセットアップがどのト書きとセリフを撮っているかを正確に示します。線が波線になっている部分は、一般に、そのセットアップで人物がカメラに映らずに話すセリフを示します。
線を引いたページの向かい側に、スクリプターはすべてのセットアップについてのメモを残します。テイク番号、監督がどのテイクを気に入ったか、尺、レンズの詳細、そしてカップをどちらの手で持っていたかといったつながりです。この2つがそろうことで、編集者は映像を探し回らずに、どのセリフについてもそれを撮った素材を見つけられ、あとの追加撮影も、すでに撮ったものと合わせられます。
脚本家にとって、ラインド・スクリプトはページの旅の終着点です。脚本の行が、ショットになります。当日に変わったセリフはここに現れるので、スクリプターは脚本からの変更も記録します。ラインド・スクリプトは、ロックされた脚本の安定したシーン番号とページ番号に支えられています。
実際に撮影されたものを、脚本と照らし合わせて記録します。どこを撮ったかを線で記し、テイクと尺を記録し、セリフの変更を書き留め、ショットからショットへのつながりを一貫させます。
縦の線1本が1つのカメラセットアップを表し、そのセットアップが撮るシーンの部分に重ねて引かれます。波線の部分は、一般に、そのショットで人物がカメラに映っていないセリフを示します。
ロックされた撮影台本の写しとして始まり、何を撮ったかの記録になります。撮影台本は何を撮るかを示し、ラインド・スクリプトは何が撮られたかを示します。