別名:ページロック、ロック済みのページ
ページ番号とシーン番号を固定した撮影用の原稿です。すべての部署が同じ番号体系を共有できます。ロック後の変更は、脚本全体を知らないうちに組み替えるのではなく、印の付いた改訂になります。
ロックは制作上の判断であり、創作の見せびらかしではありません。抜粋台本、スケジュール、コールシートが、「27ページ」が全員にとって同じものを指すことをすでに前提にしているときにロックします。それまでは、通しのきれいな原稿で進めましょう。そうすれば、第2幕がまだメモを受けて動いているうちに、改訂の段取りをこしらえずに済みます。
ロック後も書き直しは起こります。ただし、それ以降の番号を知らないうちにすべて組み替えるのではなく、印の付いた改訂、色付きページ、Aページとして発行されます。だからこそスタッフは、ロックされた台本の2ページ分のセリフの手直しのために、新しい通し番号の台本を丸ごと刷り直すことなく、一晩で用紙を差し替えられるのです。
準備期間に入る脚本家は、ロックと改訂の発行を誰が担うのかを確認しましょう。非公式の番号を付けた独自の「ロック版」を出すと、制作事務所の番号体系とぶつかることがあります。早めに足並みをそろえ、そのうえで改訂の規律を守れば、すべての部署が撮影台本の共通の地図を1つ参照できます。
制作上の番号を安定させておく必要が出たときです。通常は準備期間や撮影に入る時点で、買い手やルームのメモに応えて第2幕を大きく書き直している最中ではありません。
いいえ。変わるのは、書き直しの発行のしかたです。新しい内容は色付きの改訂やAページになるので、スタッフは毎晩、新しい通し番号の台本を丸ごと刷り直すことなく、ページを差し替えられます。
通常は、制作の責任者が脚本家やショーランナーと一緒に決めます。書式の切り替えを1人で押して決めるものではありません。ストリップボードや抜粋台本に、固定した番号体系が必要になったときにロックします。
制作が新しい通し番号で台本を出し直すこともありますが、用紙の面でも混乱の面でも高くつきます。まずは改訂のしくみを使いましょう。全体の番号の振り直しは意図的なリセットであり、気軽な取り消しではありません。