別名:McGuffin、マックガフィン
登場人物が必死に追い求める物や目標です。秘密の設計図、宝石、ケースなど。それが具体的に何であるかよりも、それが生み出す欲求、葛藤、追跡のほうが重要です。
ヒッチコックはマクガフィンを追跡のエンジンとして広めました。人物が大切にするから観客も気にします。関係と戦術が明確なら、鞄の書類の正体は曖昧でも構いません。物は人物の利害やテーマを代替しません。
スリラーでは説明を薄くできても、謎解きには公平な手掛かりのための規則が必要かもしれません。第二幕が物の移動だけなら運搬の筋です。知識、裏切り、悪い手に渡る被害を強めましょう。
シークエンスを動かすため早めに示し、来歴で冒頭を奪わないようにします。物の伏線は戦術に返します。中盤で意味が深まるなら、欲求と必要の衝突を変え、百科事典の説明だけを増やさないことです。
正確な中身は追跡より二次的でも、欲求と結果は重要でなければなりません。人間の代償のない追跡だけでは足りません。
追跡を組織しますが、テーマと規則も持ちます。物は象徴でもあり得ます。純粋さの判定ではなく幅のある分類です。
慎重に扱います。人質や行方不明者は筋を動かせますが、自ら動く力や明確な人間的利害を持たせ、物扱いにしないことです。
通常は不要です。追う理由を示し、規則は戦術上必要になってから明かします。先に来歴を詰め込むと欲求を増やさず冒頭を遅くします。