Plotでは、すべての行に要素の種類があり、種類によって書式が決まります。ページ上の位置、大文字にするかどうか、後ろにどれだけ間隔を空けるかです。手で書式を整える必要はありません。種類を変えれば、ページは業界標準のレイアウトに従います。
要素このセクションへのリンク
| 要素 | 内容 | Plotが認識する条件 |
|---|---|---|
| シーン見出し | 場所と時間。INT. KITCHEN - NIGHT | 行がINT.、EXT.などの標準的な接頭辞で始まるとき |
| ト書き | 見えるものと聞こえるもの | ほかのどれにも当てはまらない行の既定 |
| 登場人物 | これから話す人 | すべて大文字の行のあとにせりふが続くとき |
| セリフ | その人物が話す内容 | 役名の次の行 |
| 括弧書き | せりふの中の短い指示。(beat) | 役名のあとの括弧で囲まれた行 |
| トランジション | CUT TO:、FADE OUT. | コロンで終わるすべて大文字の行 |
| 中央揃え | ページの中央に置くテキスト。THE END | ショートカットで設定 |
| セクション | 読み手ではなく自分のための構成ラベル。幕やシークエンスの目印 | ショートカットで設定。脚本には書き出されません |
行の種類を変えるこのセクションへのリンク
方法は3つあり、どれもキーボードで操作できます。
- 空の行で⇥を押すと、次に来そうな要素に切り替わります。役名のあとは↩でせりふになり、もう一度↩を押すと次の役名になるので、たいていのシーンではTabは不要です。
- 数字のショートカットで種類を直接設定できます。⌘⌥1はシーン見出し、⌘⌥2はト書き、⌘⌥3は登場人物、⌘⌥4はセリフ、⌘⌥5は括弧書き、⌘⌥6はトランジション、⌘⌥7は中央揃え、⌘⌥8はセクションです。
- ツールバーの要素メニューには現在の種類が表示され、別の種類を選べます。
入力中の候補このセクションへのリンク
役名、シーン見出しの場所や時間帯、トランジション、役名の補足、括弧書きを入力すると、Plotが一致する候補を表示します。現在のシーンにすでにいる登場人物が先に並びます。2人の登場人物がせりふを交わしているときは、新しい空の役名に、次に答える人物を示す次の話者の候補が表示されます。受け入れるまでは何も入力されず、別の名前を入力するといつもの一覧が表示されます。↑と↓で選びます。↩を押すと候補が入力され、次の行が始まります。役名、補足、括弧書きのあとはせりふ、見出しやトランジションのあとはト書きです。→を押すかタップすると、候補が入力され、その行にとどまります。⎋で一覧が閉じます。
登場人物の名前をすでに最後まで入力しているときは、↩でその名前のままでせりふが始まります。たとえば脚本にANNとANNAの両方がいる場合、ANNと入力して↩を押すとANNのままです。長いほうの名前を使うときは、ANNAを明示的に選んでください。見出しにすでにある時間帯や役名の補足は、補完した行に残ります。取り消すと、補完と新しい行がまとめて元に戻ります。
Plotは、脚本でなじみのある場所と時間帯の組み合わせも提案します。記憶した見出しを選ぶと両方がまとめて入力され、場所だけの候補では時間帯を自分で選べます。既知の場所を最後まで入力したあとは、↩でその場所のト書きが始まります。時間帯も加えたいときは、記憶した見出しを明示的に選んでください。
括弧書きについては、脚本のほかの場所ですでに書いた指示をPlotが提案します。よく使うものが先に、次に最近使ったものが並びます。1つ選ぶと、大文字・小文字、名前、内側の括弧も含めて、その言い回しをそのまま使えます。
一覧を自分で開くには、または閉じたあとにもう一度開くには、候補が出る行の末尾にカーソルを置いて⌃␣を押します。コマンドパレットで執筆候補を表示を選ぶか、右クリックして執筆候補を表示を選んでも同じです。記憶された名前、見出し、指示のどの語を入力しても、一覧を絞り込めます。
入力候補や記憶したシーン見出しのオンとオフは、設定 → エディター → 脚本アシストで切り替えます。これらの設定は、このデバイスに適用されます。
同時のせりふこのセクションへのリンク
2人の登場人物が同時に話すせりふは、左右に並べて配置します。両方の役名とせりふを続けて書き、1人目の役名かせりふにカーソルを置いて⌘Dを押します。もう一度押すと分かれます。
シーン番号このセクションへのリンク
制作用の下書きでシーンを参照する必要があるときは、ドキュメントサイドバーかコマンドパレットからドキュメント設定を開きます。脚本タブのシーン番号には、番号が付いているシーンの数と、最初の変更のプレビューが表示されます。番号を適用を選ぶと、番号のないシーンに番号が付きます。既存の番号は変わらず、番号付きの見出しのあいだに挿入したシーンには24Aのような英字付きの番号が付きます。その他の番号操作では、確認のうえで、開始番号からすべてのシーンの番号を振り直したり、番号を消したりできます。どの操作も、1回の取り消しで元に戻せます。
自分の表示タブのシーン番号は、自分のページで番号を表示するか隠すかを切り替えるだけで、番号を削除するわけではありません。
せりふの続きこのセクションへのリンク
登場人物の続き表示を自動生成は、同じ登場人物がト書きをはさんで再び話すときに(CONT'D)を付けます。ドキュメント設定の脚本タブでオフにしない限りオンのままで、この選択はプロジェクトに保存されます。入力した役名が書き換えられることはありません。
改ページをまたぐせりふには、(MORE)と、(CONT'D)を付けた役名の繰り返しが自動で入ります。改ページの印はこの設定に左右されません。各ファイルに含まれる内容については、PDF、FDX、Fountainで書き出すをご覧ください。
執筆用のコマンドこのセクションへのリンク
ほかの脚本ツールで使える便利な操作も引き継いでいます。⌘⇧Dで現在のブロックを複製し、⌘⇧Qで選択範囲を引用符で囲み、⌘⇧Mで選択範囲をドキュメントの末尾に移して、あとで扱えるようにします。