カバレッジは、物語が機能しているかを問います。脚本のブレイクダウンは、そのページを撮るのにどれだけかかるかを問います。この2つは別の仕事ですが、ウェブ上の「ブレイクダウンツール」のページの多くは、両者をぼかしてありきたりな説明にしてしまっています。役に立つのは、もっと絞ったものです。柱、人物名、引き継がれた時間帯、8分の1ページ単位の長さといった目に見える構造の一覧で、制作の担当者がそれをもとに議論できるものです。
この一覧は、撮影スケジュールでも、予算でも、脚本の出来についての評価でもありません。台帳です。台帳が間違っていれば、その先のすべての部署が誤りを引き継ぎます。
元になるのはページで、2枚目の表ではないこのセクションへのリンク
最初のブレイクダウンは、構造化された脚本から導き出すべきもので、色分けした表に打ち直すものではありません。FountainとFinal DraftのFDXには、すでにシーン見出し、人物名、そして書き手が使っていれば、書き手自身が付けたシーン番号が入っています。それを手で入力し直すと、ダイナーが3つに増え、JUNEがJUNIEになります。
無料の脚本ブレイクダウンツールは、その作業をブラウザの中で行います。Plotがレポートに使うのと同じ制作用の台帳、つまりシーン、8分の1ページ、登場人物、ロケ地、昼夜を使います。脚本はアップロードされません。それでも結果は最初の工程にすぎず、実際に何を抜き出すべきかはチーフ助監督が決めます。
上のブレイクダウンは、ツールに付属のサンプルです。シーン2はCONTINUOUSなので、原稿の冒頭のダイナーからDAYを引き継ぎます。シーン4Aは、「シーン4」にならずに書き手が付けた番号を保ちます。REVOLVER、LEDGER、PICKUP TRUCK、DESK LAMPが挙がっているのは、ト書きの中で大文字で書かれていたからです。あくまで候補であって、完成した小道具部の一覧ではありません。
8分の1ページ、引き継ぎ、そしてソフトウェアが作り出してはいけないものこのセクションへのリンク
8分の1ページは、書式の整ったページでシーンの長さを表す業界の単位です。半ページのシーンなら4/8です。これを使えば、ページをストップウォッチのように扱わずに、チームで長さについて話せます。脚本のブレイクダウン方法のガイドでは、この単位、CONTINUOUSの引き継ぎ、そしてあとでスケジュール表を狂わせる書き方の癖を説明しています。
ソフトウェアが報告すべきなのは、ページに書かれていることです。
- 書かれたとおりのINT/EXTとロケ地。ロケ地の表記が一致するものはまとめます。
- 撮影時の時間帯。CONTINUOUS / LATER / SAMEは前のシーンの明るさを引き継ぎます。
- 原稿にすでにある場合は、Aページを含め、書き手が付けた番号。
- 話す人物とセリフの頭に名前のある人物。ト書きに出てくるすべての名前ではありません。
冗談から馬を作り出したり、表記の違う2つのダイナーをひとつにまとめたり、夜の屋外シーンが「映画的」かどうかを評価したりしてはいけません。それは人が判断することです。脚本分析ツールは、原稿の記述的な統計を出す姉妹ツールで、こちらも脚本に点数は付けません。
スケジュール表の色分けをやめるときこのセクションへのリンク
まだ動いているスペック脚本をブレイクダウンしてはいけません。ロケ地の名前がまだ変わり、シーン番号がまだ定まらないなら、書き続けましょう。ブレイクダウンは、原稿が撮影に向かい始めてからの制作の仕事です。ロックしたページと欠番シーンが意味を持ち始めるのと同じタイミングです。
スケジュール表が作り話にならない程度にページが安定したら、一覧を作り、ストリップを確認し、制作の担当者のためにCSVを書き出しましょう。そこで終わりです。ブラウザの中の非公開ツールが、StudioBinderやMovie Magic、チーフ助監督の代わりになることはありません。得られるのは、あとでFDXやPDFとして書き出すのと同じ構造化された原稿に結び付いた、信頼できる最初の工程です。色を塗るためだけに存在する、脚本の2つ目のコピーではありません。