製作総指揮の立場では、すべてのシーンを1行ずつ直すのではなく、話数や稿をまたいだ判断を追っています。保存ポイントが節目を記録し、意味的な差分が改稿間の構成の動きを示し、下書きラインが取り込む前にルームが探った別の方向性を保持します。
4
1話あたりのワークフローの段階
10
WGAリビジョンカラー
2
Teamで使える製品(PlotとCanvas)
第4話の「青稿」は、ファイル名の決まりごとではなく、中身を調べられる保存ポイントであるべきです。局のメモを反映した改稿と読み合わせのスナップショットを、シーン単位で比較できます。構成の動き、カットしたシーン、セリフの入れ替わりが、PDFを3つ開かなくてもわかります。局から改稿間で何が変わったかと聞かれたら、ルーム全員で読み直すのではなく、名前付きの差分で答えられます。
制作の基準稿、WGAリビジョンカラー、固定されたページ割り、Aページ、ブレイクダウンのデータは、構造化された脚本の上で管理されます。WGA準拠の脚本書式のPDFやFDXファイルを引き渡しても、保存ポイントのツリーは次の話の書き直しサイクルにそのまま使えます。
各話の脚本もシリーズバイブルもPlotで管理します。脚本ネイティブで構造化され、バージョン管理されます。Canvasは、リサーチ文書、企画の拠点、部門横断のWikiなど、ルームの周りの知的作業を担います。ルームの資料と運用文書は、Final DraftとNotionとメールを組み合わせる代わりに、ひとつの履歴モデルを共有します。
Plot — 製作総指揮の判断には構成の見通しが必要です。どの改稿が残り、ルームが何を試し、制作に何が渡ったのか。すべてのシーンを読み直さずにわかります。
このワークフローで中心となる3つの基本機能。
改稿間で何が変わり、ルームがどの下書きラインを取り込んだかがわかります。ルームの脚本家に取って代わるのではなく、製作総指揮が判断するための見通しです。
ロックした撮影台本を、改訂の意味を保ったまま書き出せます。メモを反映する改稿からロックまでの経緯は保存ポイントの履歴に残るため、あとで法務、局、組合から質問されても答えられます。
シリーズバイブルは、それが支える各話と同じ保存ポイントと差分とともにPlotで管理されます。登場人物の設定やシーズンの流れは意図をもってバージョン管理され、Wikiのサイドバーで知らないうちに古びることはありません。
スキルと差分は下書きの上で動きます。承認するまで何も反映されません。承認した変更はすべて保存ポイントにできます。
メモが届いてからロックされた撮影台本まで、製作総指揮が全体を見通せます。
ルームはメインにメモを反映し、別の構成案は比較用に下書きラインに置きます。
メモ反映前のスナップショットと意味的な差分で比較します。追加、カット、移動したシーンや、セリフ単位の入れ替わりが、全体を読まなくても見えます。
採用した別案の下書きラインはメインに取り込まれ、採用しなかったものは来シーズンの参考として下書きラインに残ります。
制作の基準稿と改訂の回をPlotに保ったまま、PDFやFDXを引き渡せます。履歴は第5話に向けていつでも調べられます。
移行、比較の細かさ、料金、機能の提供状況。乗り換えを検討する方が実際にたずねる具体的な質問です。
はい。保存ポイントが各節目に名前を付け、任意の2つの意味的な差分でシーンやセリフ単位の変更がわかります。製作総指揮に必要なのはこの比較、つまり文字単位の差分ではなく構成の動きです。
下書きラインが並行するバージョンを保持します。ルームが採用したテイクを取り込んでも、採用しなかった分岐は参考として下書きラインに残せます。数か月後に局から「もうひとつの版はどうだった?」と聞かれたときに役立ちます。
どちらもPlotで管理します。各話の脚本とシリーズバイブルは同じ保存ポイントと差分を使うため、バイブルもそれが支える脚本と同じようにバージョン管理されます。同じTeamサブスクリプションのCanvasが、その周りのリサーチ、企画、制作の文書を担います。脚本ツールと別のWikiを使い分ける代わりに、ひとつのワークスペースで管理できます。
制作のライフサイクル全体をPro以上で利用できます。ロックされた稿、WGAリビジョンカラー、固定されたページ割り、Aページに対応した書き出し、ブレイクダウン、納品への引き渡しは、すべてルームの保存ポイントの履歴とつながっています。