役立つNPCは、プレイヤーが応じられる相手です。何かを望み、気づき、状況を変えられたら反応する理由があります。プレイヤーの行動や出会いの結末を先に決めずに、その材料を準備できます。
六面ダイスを振るか、各表から一つ選びます。D&Dなどの卓上ロールプレイで使う架空の名前と人物カードを作り、セッションのメモに添えましょう。
1. ファンタジーの名前を選ぶこのセクションへのリンク
語頭と語尾を別々に振り、つなげて発音します。語頭だけを短い名前にしても構いません。
| 出目 | 語頭 | 語尾 |
|---|---|---|
| 1 | Vel | orin |
| 2 | Mor | essa |
| 3 | Tal | en |
| 4 | Iri | vach |
| 5 | Kes | ara |
| 6 | Zan | el |
例えば Vel + essa = Velessa、または Tal + en = Talen です。口に出し、一目で読める綴りを残します。
「鐘守のタレン」「橋の受付係モララ」「傘を直すケス」のように社会的な呼び名を足します。役割やあだ名は、未知の名前を区別する手掛かりになります。近くの人物全員の頭文字や音の調子をそろえないようにします。
2. 望みと圧力を与えるこのセクションへのリンク
望みと問題を別々に選びます。卓に合わなければ選び直します。秘密は反応の根拠であり、裏切りや大きな暴露を義務づけるものではありません。
| 出目 | 今ほしいこと | 圧力や秘密 |
|---|---|---|
| 1 | 仕事の交替 | 同じ頼みを二人に約束した |
| 2 | 失くした物の返却 | 持ち去った相手を知っている |
| 3 | 証人に近くにいてほしい | 公然と頼むのが怖い |
| 4 | 噂の訂正 | 自分が誤って広めた |
| 5 | 早退の許可 | 誰かの不在をかばっている |
| 6 | 伝言の配達 | 内容を読んでいない |
出会う場所に望みを結びつけます。「尊敬されたい」より「病気の姉を訪ねる間に閉場の鐘を鳴らしてほしい」なら、受ける、断る、質問する、変えるという選択が生まれます。
3. 見える癖を一つ選ぶこのセクションへのリンク
無理なく演じられるものにします。訛りは任意です。注意の向け方や物の扱いでも区別できます。状況によって癖を変える余地も残します。
| 出目 | 演じられる癖 |
|---|---|
| 1 | 小さな作業を終えてから答える |
| 2 | 最後の重要語を疑問形で繰り返す |
| 3 | 用件の前に椅子を勧める |
| 4 | 名前が出るたび入口を見る |
| 5 | 配達票を折ったり広げたりする |
| 6 | すでに試したことを聞く |
癖に使える理由を与えます。入口を見るのは上司を待つためかもしれず、単なる嘘の印とは限りません。プレイヤーが別の解釈をすれば、それも出会いの一部です。
完成カード:鐘守タレンこのセクションへのリンク
組み合わせを、演じられるカードにしました。
- 名前と役割:川辺の市場で鐘を守るタレン。
- 目先の望み:姉を訪ねる間、誰かに閉場の鐘を鳴らしてほしい。
- 圧力:市場の管理者に、もう早退しないと約束した。
- 見える癖:紐を巻き終えてから返答する。
- 知識:東門は鐘の後も配達用に開いている。
- 助けられたら:夜の門番に一行を紹介する。
- 断られたら:代わりに手紙を届けられないか頼む。
- 開いた問い:タレンが思いつかなかった何を、一行は提案するだろうか。
二つの反応は出発点で、強制する台本ではありません。別の案には本人の知識と望みから応じます。未解決の問いを残せば、想定外の展開が入る余地になります。
十分のグループ即興練習このセクションへのリンク
三人でNPC、訪問者、聞き手を担当します。先に場所と雰囲気を合わせます。参加者は提案を飛ばしたり、私生活から離れたものを選べます。
- 0〜2分:表でNPCを作り、訪問者は具体的な依頼を選びます。秘密はNPC担当だけが持ちます。
- 2〜5分:出会いを演じ、実際の言葉に反応します。結末は相談しません。
- 5〜7分:聞き手は覚えている特徴と、訪問者に意味のある選択があった瞬間を挙げます。
- 7〜10分:訪問者の返答を変えて再演し、再利用できる部分と変わる部分を確かめます。
時間があれば交替します。一人なら一行の三つの依頼と、各々にもっともらしい最初の返事を書きます。会話全部は書きません。準備するのは人と可能性で、プレイヤーの決断ではありません。
背景を卓で使えるものにするこのセクションへのリンク
三つ尋ねます。誰が助けを頼めるか。何を認めるのが恥ずかしいか。今日、どんな日常の務めが割り込むか。一つ使い、残りは保存します。長い経歴より、働きかけられる関係がすぐ役立ちます。
動機を深めるなら人物づくりの質問を選べます。人物テンプレートもメモに使えますが、プレイヤーの未来の選択や変化まで完成させないでください。会話練習では固定の結末を、相手に開いた問いへ置き換えます。
仲間と出会いの場面を一つ選び、小説や演じるシーンに発展させましょう。短編映画ワークショップで小さな場面を探し、Plotで脚本化と改稿ができます。
ルールと参考資料このセクションへのリンク
能力値やゲームの仕組みは、公式のD&D Beyond人物作成ルールを参照してください。